廃墟

長崎県

世界遺産候補の産業遺跡、長崎の超有名廃墟無人島「軍艦島」に上陸してきた 

長崎県西彼杵郡高島町(現・長崎市)端島。長崎港の南西約17.5キロメートル、周囲1.2キロ、南北480メートル、東西160メートル、その僅かな面積の島に、5000人以上の人間が住んでいた。江戸時代末期から石炭が発見され、明治の中頃から三菱が...
鹿児島県

廃墟と誰も居ない砂浜…鹿児島県最南端・寂れたリゾートアイランド「与論島」上陸記 

戦後沖縄県が日本に復帰したのは昭和47(1972)年5月15日の事である。ご存知のようにそれまで沖縄はアメリカ統治時代があり、本土在住者が沖縄に旅行に行く為にはパスポート(厳密には旅券ではなく日本政府発行の身分証明書)が必要だった訳だ。今ほ...
栃木県

繊維産業で栄えた街・足利市「雪輪町」の遊郭跡を訪ねる 

東京100キロ圏の北関東・両毛地域は織物工業などで栄えた街などがちょいちょいあって乙な町並みが見られるエリアでもあるのだが、そう言えば足利という街には行った事がなかった。 足利という地名を聞くと日本最古の学校・足利学校に鑁阿寺、それと経営破...
沖縄離島

石垣島「電信屋」 – 本土と台湾を結んでいた通信施設の廃墟を訪ねて

石垣島や八重山諸島の数々は沖縄本島と台湾の間に位置する島々であり御存知の通り尖閣諸島の問題など常に国境地帯であるからこその話題には事欠かない。そんな八重山には今なお残る沢山の戦跡がある。
本島北部

国頭郡本部町「伊豆味ドライブイン」 – うなぎが名物、店の天井を突き破る木、謎多きレストラン

沖縄本島北部の本部(もとぶ)半島と言えば「沖縄美ら海水族館」がある海洋博公園をはじめ今帰仁城、古宇利島などの観光名所が点在し、休日ともなると那覇方面から観光客が運転してくる「わ」ナンバーのレンタカーが大挙して押し寄せてくる土地だ。本部半島の...
那覇市

那覇市「ゼファー那覇タワー」 – 超一等地の国際通りにそびえる廃墟ランドマークビル

那覇の国際通り周辺を歩いていると、以下のようなヘンチクリンなタワービルがいやがうえにも目に付く。そのビルの名は「ゼファー那覇タワー」。長らく那覇のランドマークだったそうだが、そもそもこのビル自体を訪れた事もなかったし、何が入っているのか今ひ...
沖縄市

【沖縄ダークサイド】真栄原に次ぐ沖縄の裏名所「コザ吉原社交街」はどうなっているのか

沖縄市照屋の「銀天街」からコザ十字路の対角線上にある美里地区。ここは戦後成立した米兵向け歓楽街であった照屋から追い出された白人向けの店舗が新しく特飲街を建設した所で、それがいつしか白人から琉球人相手の「ちょんの間」へと発展した。
岡山県

カブトガニの街・笠岡市「伏越遊郭跡」に来たらゴミ屋敷と化した妓楼を見つけた

岡山県笠岡市にやってきた。この笠岡という街は岡山県にあるものの広島県福山市に隣接していて都市圏で言うとほぼ福山だったりするのだが、福山ばかりが気になってしまい笠岡の方はうっかり通り過ぎてしまっていた。
愛知県

【岡崎市】廃れた昭和のホテルが連なるミステリー街道「新箱根」を走る【蒲郡市】

愛知県岡崎市と豊川市との境を走る国道1号、本宿や赤坂といった東海道の宿場町があり勾配のある道を避けるように東海道本線の線路は岡崎から南下して蒲郡に迂回している。東名高速道路の渋滞名所である音羽蒲郡インター付近の国道1号は非常に交通量が多い。
福島県

東北のシカゴと呼ばれたアウトロー都市…郡山市「駅前アーケード商店街」と中心市街地が寂れて酷すぎる件(2013年)

当記事は2013年1月から「新日本DEEP案内」に掲載されていた「福島県郡山市・郡山駅前」のレポート記事を加筆修正の上、諸般の事情により有料化したものです。本文は執筆時点での古い情報となっており、加えて掲載している写真については2010年1...
北海道

【大豊作】試される大地の廃墟ホテル…旭川市「ホテルのうきょう」を見に来た【不作】

寒波吹きすさぶ中での厳しい冬の中「試される大地」に暮らす道民の皆様いかがお過ごしでしょうか。今回やってきたのは北海道旭川市。道央屈指の大都会でもあるが冬の最低気温が氷点下20度以下になる極寒の地でもある。
高知県

陽暉楼があった土佐随一の遊郭が今では…高知市「玉水新地」を歩く

高知市の中心市街地があるはりまや橋から土佐電鉄の路面電車に乗って2キロ程西に行った場所にかつて遊郭として栄えた「玉水新地」の名残りを残す一画がある。現在の地名では高知市玉水町。最寄りの電停は「上町五丁目」か「旭町一丁目」でどうぞ。
三重県

【○○島】無残な廃墟の島と化していた、三重県志摩市「渡鹿野島」の現状(2012年)

2008年に初めて渡鹿野島に訪問してから4年、遊郭の島として江戸時代からの歴史を歩んできたこの島の「伝統産業」もすっかり影を潜め、島の盛り場の夜も寂しい限りの姿を見せていた。
群馬県

未開の地グンマーの激寂れ商店街「高崎中央銀座」と色街・柳川町の廃れた路地裏

東京・新宿から湘南新宿ラインで乗り換えなしで行けてしまう群馬県。ネット上ではさも未開の地であるかの如くネタにされる土地だが実際には都心から2時間、上越新幹線ならわずか50分。そんな群馬の交通の要衝となっているのが高崎市。
茨城県

【納豆風呂】茨城県の県庁所在地にある廃れた色街「水戸市天王町」を歩く

水戸市の中心市街地・天王町、そこは茨城県屈指の色街であり、かつては「大工町三業地」なる元花街の成れの果ての姿だった。昭和41(1966)年の風営法改正を契機にそれまでの待合が相次いで特殊なお風呂屋さんに鞍替えして出来た新興の色街。
茨城県

【水戸のトランプ城】茨城県水戸市天王町にある超有名廃墟「クィーンシャトー」を見物に来た

茨城県の県庁所在地である水戸市にやってきました。JR常磐線で上野から特急で1時間ちょい、首都圏にも程近い場所だが東京通勤圏としてはキツく手前の取手や土浦ならまだしもここまで来ると地方都市の匂いが強い。
栃木県

蔵の街栃木市・巴波川沿いに残る廃墟群「富士見町遊郭跡」

栃木県栃木市は県庁所在地の座を宇都宮に奪われながらも今なお県名を冠する街で東武日光線経由で浅草から片道1時間半もあれば来る事が出来る距離にある。近年「蔵の街」としての観光アピールが地味に行われていて小江戸川越に続けとばかりのテンションである...
栃木県

那須湯本の廃墟系旅館「老松温泉・喜楽旅館」に泊まってきた

栃木県那須町は皇族の那須御用邸もあるなど軽井沢などと並ぶ静養地として首都圏からも多くの観光客が訪れる場所だが、原発事故の影響で放射性物質が拡散され所謂ホットスポットとなった事もありここ最近は観光客が遠ざかっているという話である。しかし放射能...
大分県

別府温泉発祥の地「浜脇」の遊郭跡を訪ねる

世界的にその名を轟かせる「湯の町別府」。別府市内各所に温泉街が形成されていて「別府八湯」とも呼ばれ1日や2日ではとても回り切れない規模なのだが、その中でも「別府温泉発祥の地」とされる浜脇地区は明治時代から続く温泉地で、遊郭もあった程の大歓楽...
岡山県

リアル「三丁目の夕日」状態!実際映画のロケ地になった倉敷市「玉島」の昭和な街並み 

岡山県倉敷市の西部に位置する港町「玉島」はかつては四国航路の要所で、また備中松山藩の藩港として栄えた古い町だ。昭和42(1967)年に合併するまでは玉島市という単独の市でもあったがそれ以後倉敷市に編入され単独市制の幕を閉じ、さらに四国航路の...