廃墟

新潟県

北朝鮮帰国事業と拉致事件の舞台「新潟港」を訪ねて

新潟と言えば朝鮮総連と万景峰号であり北朝鮮による拉致問題がホットな土地である。拉致被害者が日本に戻ってくるなどして世論が高まった時期も十年一昔。国交のない北朝鮮籍の船を受け入れていた日本国内でも数少ない港の一つである新潟港界隈はどうなってい...
山口県

【防府市】幻の赤線地帯・三田尻港「旧開地遊郭」を歩く

山口県防府市にある三田尻港は中世の頃大宰府に左遷される途中の菅原道真公が福岡へ渡る前数日間滞在し防府天満宮の縁起となった事もはじめ江戸時代には萩藩の毛利氏の水軍拠点ともなったそれはそれは大変歴史のある港町なのであるが、この三田尻港には「開地...
宮崎県

南国宮崎場末飲食街紀行!宮崎市高松町に残る赤線跡「灰の木」のスナック街

南国宮崎市…九州の中でもとりわけ行きづらい場所だが、そのぶん繁華街は県庁所在地に集中していて、ニシタチや上野町といった場所を巡ったりしていた我々取材班だが、赤線跡のスナック街の残骸が残っているので見に行く事にした。
北海道

これが試される大地か…函館駅前の荒んだ街並みを見る (2)

函館駅前の通称「セキセン」と呼ばれているらしい赤線地帯の現状を観察するためにやってきた我々取材班だが、駅前にも関わらず廃墟と空き地だらけの荒んだ街並みを目にして呆然としてしまった。しかも怪しいスナック街の縄張りは思ったよりも広範囲にある事を...
北海道

これが試される大地か…函館駅前の荒んだ街並みを見る (1)

函館駅前に広がる「戦後のドサクサ」の残滓、歯抜け状態の土地に立ち聳える古ぼけたスナック街「セキセン」を見にやってきた我々取材班。先ほどの砂利道小路ばかりでなくまだまだ見所があるのでさっくり回って見ていきたい。 通称「セキセン」と呼ばれるスナ...
北海道

函館駅前の裏名所!すこぶる怪しいスナック街「セキセン」を歩く

久方ぶりに北海道の地を訪れた我々取材班。前回の中途半端な日程で行く事が出来なかった函館なども今回舐め回すように巡って来た訳だが色々収穫出来たものがあったので当サイトでもじわじわ報告していきたい。
富山県

廃墟ステーションデパートが駅ビルだった二代目「電鉄魚津駅」在りし日の姿

蜃気楼や埋没林ではなく寂れて鄙びて煤けた町並みを見たさに富山県魚津市という地方都市までやってきた我々取材班。JR魚津駅とは別に、富山地方鉄道(地鉄)の電鉄魚津駅というのがある。こっちの方が魚津における旧市街地に近い駅なので、ついでに様子を見...
三重県

鳥羽遊郭跡に残る廃墟妓楼に潜入!鳥羽みなとまち文学館と待合津の國

鳥羽市鳥羽二丁目には「鳥羽みなとまち文学館」という施設がある。画家であり風俗研究家でもある岩田準一(1900-1945)がここの出身で江戸川乱歩や竹久夢二とも親交があった何気にドエライ大物の生家があるのだが、そんな岩田邸を改装して作られた素...
三重県

秘宝館の廃墟がそびえる街・鳥羽市「鳥羽二丁目」風待ち港の遊郭跡 (1)

我々取材班は三重県鳥羽市を訪れた。近鉄特急で直結されているとは言え、大阪から2時間、名古屋からも1時間半掛かる場所である。一般的には伊勢志摩観光の玄関口として観光客が多く訪れる街。 一般観光客は鳥羽水族館やらパルケエスパーニャなどにうつつを...
愛媛県

【松山市】「伊予鉄道土橋駅」の裏にひっそり残る昭和の赤線地帯を見る

愛媛県松山市は四国最大の都市で道後温泉という一大観光スポットを抱えている土地だが、人口規模に対して盛り場がやたらとド派手で、道後多幸町のような歓楽街もあるし中心市街地の大街道付近もド派手だ。しかし聞く所によると街外れの「土橋」という地区に赤...
北海道

財政破綻の街「夕張」を歩く 沼ノ沢の廃墟商店

南北にひたすら長い夕張市街巡りもこれが最後である。最後は沼ノ沢界隈の街並みを案内したい。 JR沼ノ沢駅は夕張市役所の手前15キロ程の場所に位置している。札幌や十勝方面から入ると最も手前に通り掛かる事になる。簡素な駅舎だがレストランが併設され...
北海道

財政破綻の街「夕張」を歩く 南清水沢の炭鉱住宅

南清水沢駅近くに、かつての炭鉱労働者を受け入れていた公営住宅が沢山残っている。 この界隈では物凄い数の住宅が今でも見られるのだが、やはり空き家が多いらしく建物の周りにまで雑草が伸びきっている所もある。夕張市内では最も住宅密集率が高いと思われ...
北海道

財政破綻の街「夕張」を歩く 夕張市南清水沢

夕張市の街並みを北側から順に辿ってきた。谷あいに開けた夕張の街はあまりに広範囲で、日帰りでざっと見て回るには無理がある。清水沢からさらに手前に戻ってくると南清水沢駅がある。 南清水沢は過疎化極まる夕張市内でも小中高校が一点に集まっていて、現...
北海道

財政破綻の街「夕張」を歩く 廃れ行く南部地区

清水沢から夕張本町方面とは別に分岐する国道452号(夕張国道)を登っていくとその先には南部という街がある。街はおおまかに西側の遠幌、東側の南大夕張に分かれているが、今回は南大夕張のみを見て回った。 国道沿いを走っているだけでも南部地区自体も...
北海道

財政破綻の街「夕張」を歩く 清水沢の商店街 (2)

「北炭夕張新炭鉱」の城下町であった、夕張市清水沢駅前の商店街を引き続き歩き回ってみる事にする。裏手の路地にもまだまだ商店街の残骸が続いている。 人口1万人になってしまった夕張市を見て回った中では夕張本町に続いて清水沢が2番目に大きな街になっ...
北海道

財政破綻の街「夕張」を歩く 清水沢の商店街 (1)

夕張の市街地は本町や若菜などの中心市街地と清水沢、さらに南部、沼ノ沢、紅葉山とおおまかに5つのエリアに広範囲に散らばっているが、それらは全てかつての炭鉱を中心に別々に栄えてきた歴史がある。 夕張市役所などがある中心市街地から南に5キロほど手...
北海道

財政再建団体の厳しい現実!そして無残な廃墟遊園地…夕張市「石炭の歴史村」 

夕張が炭鉱の町としての歴史を閉じようとしていた頃「炭鉱から観光へ」をキーワードに、旧夕張炭鉱跡地に造成されたテーマパーク「石炭の歴史村」。
北海道

崩れ去る炭鉱町の栄華・夕張本町「梅ヶ枝横丁」 (4)

かつての炭鉱の町・夕張市の中心市街地である本町界隈は明治時代から花街があった土地で、特に梅ヶ枝横丁あたりは炭鉱労働者の盛り場として沢山の置屋が立ち並びさぞかし栄えてきたそうだ。 本町商店街からの急坂の途中から見える巨大な三階建ての木造建築物...
北海道

崩れ去る炭鉱町の栄華・夕張本町「梅ヶ枝横丁」 (3)

夕張本町の盛り場「梅ヶ枝横丁」を引き続き歩き回る。半数以上が廃墟店舗となったかつての夜の街はその匂いを微かに残しながら静かに街の死期を待ち続けているように思える。 街から人が消え、歴史が今まさに潰えようとしている夕張の地でも空の青さと山並み...
北海道

崩れ去る炭鉱町の栄華・夕張本町「梅ヶ枝横丁」 (2)

夕張本町商店街から東側の山手に並行する通りが「梅ヶ枝横丁」と呼ばれる場所で、かつては炭鉱労働者達の夜の盛り場として賑やかだった夕張一の歓楽街だ。 しかし例に漏れずこの場所も廃墟同然の佇まいを残す寂しい通りになってしまっている。人通りも殆ど無...