北陸最凶の珍スポット!親子二代の奇天烈彫像が洞窟にびっしりの「ハニベ巌窟院」が怪しすぎる件

<6ページ目を読む

24-69.jpg

延々と続いてきたハニベ洞窟の終点はこちら。さらに山上自然公園というのがあるらしい。これも見て置かなければならないだろう。狭い天井に頭をぶつけてさっきの地獄に落ちないように気をつけて進め。

24-70.jpg

洞窟を出て目の前の坂道を少し登ると確かに山頂部分が開けた一画がある。一見何もないようだがそこにも謎の彫像が何体か淋しげに置かれているのが見える。

24-74.jpg

物好きじゃなければこんな場所までわざわざ上がってこないよなあ…と思う訳だが、森の中に佇む女性の裸像は所謂流行りの「森ガール」でしょうか。山ガールかも知れないけど。

24-71.jpg

女性の裸像もあれば男性の裸像だってある。特にこのへんに放置されているものはこれといったテーマ性は無い模様。まあなんともテキトーな感じである。

24-72.jpg

で、この山上自然公園というスペースにはご立派な涅槃像が突っ伏している有り難いお姿が拝めるのであった。地下空間で出会った釈迦誕生像から始まり我々は図らずともブッダの一生を追体験していたのだろうか?!どうでもいいけどこの涅槃像、日向ぼっこしてるみたいでのどかだ。

24-73.jpg

そんな涅槃像よりも高く偉そうにそびえているのが何度も現れるハニベ巌窟院の創造主・初代院主都賀田勇馬氏の銅像だった。ここまで来るとノリとしては北朝鮮の金日成、ハニベ共和国の都賀田勇馬みたいなもんだな。だがこの広場に主体思想塔は立ちそうにはない。

24-78.jpg

もう頂上でもやる事がないので再び麓へ降りていく。今度は先ほど行かずに通り過ぎたもう一つの洞窟・阿弥陀堂の中に入ってみる事にした。正面に立派な阿弥陀如来像。

24-81.jpg

さらに親鸞聖人が座り込んでいた。

24-79.jpg

さらに弘法大師まで座っている。なぜかちょっと辛そうな表情だ。

他にも日蓮聖人なども居たりして有名どころが勢揃いといった印象。

24-75.jpg

そんな有り難い洞窟だが、その奥を見ると割れた皿の破片がうず高く積もった異様な空間がある。これは一体…

24-76.jpg

よく見ると皿の破片で出来た山の向こうに小さな箱があった。そこに向けて皿を投げれば「満願成就」という、ちょっとしたゲームコーナーになっていたのだ。すこぶるパラダイスの匂い。

24-77.jpg

「願皿」と書かれた案内を読むと、大量の皿の破片は「ハニベ焼」らしい。願い事を書いてから皿を箱(聖函って書いてる)にめがけて投げるのだ。なかなかスイーツ(笑)な感じだな。彼氏と結婚できますよーにとか書くのだろうか。

24-80.jpg

一見すると奈良公園の鹿せんべいと見間違えそうなハニベ焼は2枚100円で購入出来ます。間違っても持ち帰って奈良公園の鹿に食わせてはいけません。

当たるも八卦当たらぬも八卦、願い事が叶って人生が好転すればいいですね。最後には阿弥陀如来像に手を合わせて帰る事にしよう。

24-82.jpg

土産物コーナーもついでに見てみた。妙にプリティなハニベ大仏のTシャツなどがございます。右下に小さく「ハニベ」って書かれてるのか可愛い。買わなかったけど。

ちなみにハニベ巌窟院、わいせつ事件で捕まったりもしたが二代目院主はそろそろ年なので施設自体の存続が心配になっていた。しかし親の轍をしっかりと踏み東京芸大を卒業し彫塑家の修行を行っているという長男が後を継いで三代目になる事が決まっているらしい。

北朝鮮も三代目は金正雲に決まったし、どっちも安泰そうだね。

最後に都賀田親子マンセー!と叫んでレポートを終わりたい。



The following two tabs change content below.
新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。

トップへ戻る
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.