那覇マチグヮーの文化遺産「農連市場」はマジでボロボロ、東南アジア級の風情 

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そんなこんなで最後は店や農家がすべからく撤収した市場の外側をぐるりと見て回る事にする。最も農連市場自体も昔はもっと買い物客でごった返して栄えていたそうだが。

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農連市場の建物脇の路地。もっと朝早ければこの並びにも沢山の八百屋や果物屋などが軒を連ねていたのかも知れないが、昼前に来ても「廃墟か?」と見間違えるような状況。うーん微妙だ。

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完全なバラック建築である農連市場の建物だがちゃんと公衆トイレまで用意されているらしい。看板があるものの非常に分かりづらい場所にある。

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ぽっかりと口を開ける農連市場の建物への入口。野良猫がやたら多い場所柄だけあって市場の注意書きの看板には「猫にえさを与えない」の一文が加えられている。

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見た目に屋根が崩れ落ちそうな感じにも見える危うい建築物だが一応現役の食料品店。買い物客はおばあしか居ない。

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たまご屋の看板がある辺りは通年営業している八百屋があるようで店員がせわしなく動き回っていた。建物の入り口には「石敢當」の文字が見える。街の至る所で見かける沖縄独特の魔除けの風習だ。

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日が昇った後に農連市場に来ても殆ど店じまいモードかと思いきや、朝の8時くらいの時間帯にはまだ結構な数の買い物客や市場の関係者が行き来している。

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食料品店の中には大量のうちなー弁当やスパムバーガーなどが並べられている。恐らく市場勤めの帰りに関係者が買って行ったりするんだろうか。

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農連市場の周囲の八百屋なども見ての通りのオンボロ建築だったりするのでいちいち見逃せない。ここは八百屋にお食事処が併設されている。もはや何でも屋さんだ。

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農連市場の向かいに謎の自動販売機を発見。食料品が何でもお安く買えてしまう農連市場だが缶ジュースまで西成並みのデフレ価格で買えちゃうのが素敵な所。500ミリリットル缶「霧の紅茶」がやたら多いのが亜熱帯気候でガブ飲み大好きな沖縄人らしい特徴だが、なんと一個50円からアルヨ。

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しかしこの謎の自販機に売られている商品の中には「?」マークの怪しい缶がいくつかあって「甘い物色々出ます」だなんて書かれているのだ。ちょっとドキドキしますね。何が出てくるのか。謎缶に限れば一個50円でめっちゃ安い。

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さらに謎缶コーヒーバージョンもあるらしい。沖縄人の遊び心か、おふざけ好きな気質が垣間見えるおもしろ自販機である。

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という訳で色々ツッコミどころ盛りだくさんな農連市場の界隈。早起きが得意な方は是非朝の4時くらいに行ってみて下さい。っていうか前の晩から起きたまま行った方が早い気がするけどな。ちなみに沖縄は日の出の時間も遅いので、5時や6時になっても全然夜明けにならなかったりする。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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