DEEP案内沖縄上陸記念!那覇国際通りそぞろ歩き。それを単なる観光と云う

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ゆいレール牧志駅から国際通りを西に歩いて行くと沖縄県庁前に至る。端から端までそぞろ歩きで20分くらいだろうか。東京で言う所の丸の内や大手町や渋谷や浅草のような色んな街が国際通りを軸とした徒歩圏内に全て収まっている感じだ。

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県庁側からの国際通り入口にはでかいシーサー像が鎮座している。沖縄人とシーサーは切っても切れない関係。魔除けの意味で家の屋根の上やら色んな場所に置かれている。国際通りのシーサーみたいに阿吽が一対になっているものも多いが、これは日本の狛犬の影響を受けている。

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県庁前のスクランブル交差点に出てくると一気に街の様子が変わり急に整然とした風景になる。正面にはゆいレール県庁前駅と複合商業施設「パレットくもじ」。地元のリウボウ百貨店が入居している。

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那覇空港から市街地を通り首里までを結ぶ「ゆいレール」の車両が行ったり来たり。2両編成で随分こじんまりな車体である。戦後長らく沖縄では公共交通機関不毛の地だった訳だが、今の21世紀の沖縄にはしっかりとモノレールが走っている。

ただ市街地の走行ルートが微妙に外れた場所を回りこんでいるので旅行者にとってはそんなに実用的でもなく、結局当取材班もタクシーばかり使っていた。

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県庁前通りに沿って歩くと天下の琉球銀行本店の建物が左手に見える。沖縄の本土復帰前までは中央銀行的な位置付けにあったが、今では地方銀行の一つ。

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パレットくもじの向かいには沖縄銀行本店の建物もある。さしずめこの辺は沖縄の丸の内みたいなものである。沖縄県内にある銀行ATMの殆どが琉球銀行か沖縄銀行だったりする。沖縄に引っ越したらどっちかの銀行に口座作っておかないと不便そうですね。

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国際通りを左手に正面を見ると想像以上に巨大な沖縄県庁の建物がデデーンと立ち尽くしている。周りにこれだけでかい建物はないのでかなり目立つ。どうもどこかで見たようなセンスの建物だと思ったら黒川紀章設計だった。1990年竣工。

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今の沖縄県庁は戦前の沖縄県庁と同じ場所に建てられている。空襲で焼失したらしくその後の熾烈な地上戦で何度も県庁を移転して、敗戦後に米軍統治下になってからは琉球政府が成立し、一時期沖縄県は消滅する事になる。

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沖縄県庁の正面玄関前には日本国旗と沖縄県旗が掲揚されていた。「日の丸」の中に日の丸が内包されたような意味深なマーク。日本の中のもう一つの日本、それが沖縄…いやマジレスすると沖縄の「O」らしいですが。

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黒川紀章デザインのイカツイ庁舎にもシーサーが座ってこちらを見下ろしている。

この沖縄県庁の14階は一般人にも開放された展望室になっているので、入ってみる事にする。

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お仕事中の県庁職員に混じってエレベーターに乗って14階に来ると、どうやらここが展望室らしい。東京都庁みたいなゴージャスなのを期待すると面食らう。県庁正面の片側からしか見れないのだ。

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14階の展望室からの眺めはこの通り。この高さでも那覇市街の向こう側から海がしっかりと見えるのだ。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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