【太田市】東武伊勢崎線「太田駅南口」に見る地方都市の悲哀

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南一番街のメインストリートから外れた路地にもまだまだ怪しい街並みが隠れている。セクシーパブ越後屋の裏に回ってさらに探索続行。

周辺の路地も見事に居酒屋かフィリピンパブかといった状態で完全に夜の街状態。ブルーカラーの企業城下町だからこうなるのも致し方ないが、健全な市民が集まるまともな喫茶店とか本屋とかはマジで皆無。それならイオンモールに行けという話か。

フィリピンパブだけに留まらずフィリピンレストランまである。群馬のラテンとは言えどもブラジル料理ばかりじゃない。ロードサイドに足を伸ばせばインド料理もタイ料理もございましてよ。もしや北関東両毛地域は日本有数のインターナショナルゾーンなのか。

さらに路地を進むと空洞化した街並みにセクキャバ居酒屋という構図は変わらず。おまけに駐車場に止まってるDQN臭強いVIP車やヤクザ車が多いのにも辟易。

クラブ「ミナミの帝王」の裏手にも黒塗りVIP車多数駐車中。大阪の話じゃなくて群馬の片田舎の話だったのか(笑)萬田金融を探してみたけど、どこにもありませんでした。お金を借りるなら消費者金融しかないな。

さらに「男の歓楽街和風パブ」と来たもんだ。この街では男ばっかり楽しんで、女はどこに行けばいいのだろう。やっぱりイオンモール?

ここは曜日によってキャバ嬢のコスチュームも変わる素敵なシステムらしい。150分15000円のVIPコースって一体どんなサービスなんですかお兄さん。気になりますねえお父さん。

そしてこの辺も歩いている人間は皆無で、店の前に客引きがぽつりぽつりと立っているだけ。男一人で来ると確実にマークされて「遊びどうですか」とか言われる訳だ。落ち着かないなあ本当に。同じ客引きに二度声を掛けられたが、二度目には「本番」とか口走りやがった。おいコラ。

裏に回ってもやっぱりこういう店が中心ですね。太田市民には1万円以上お金を払って遊ぶという概念をお持ちの方は少ないようです。自動車工場の派遣労働者じゃせいぜい身を粉にして昼夜シフト勤務12時間労働やってやっと貰えるかどうかの金額だしね。

真新しい店が多い太田駅南口の歓楽街だけどこの店はかなり年季が入ってる。ナイトスポット・プレイステーション。決して某ゲーム機の事ではございません。見たところただのピンサロみたいです。

んで相変わらず熟女パブ多過ぎなんですがズバリ「としまえん」ですか。わざわざ練馬まで行かなくてもここにあるじゃん。よかったね。

年増どころか「スナックGさんBaさん」というのもございますが、どんな店なんだよ全く。スナック年金族(沖縄県那覇市に実在)みたいなもんか。

日が暮れたらキャバクラ風俗無料案内所が店開き。お客さん今日の遊びはどうしますか?だなんて常時客引きにマークされ声を掛けられまくるのでカメラ片手にうろつき回れない。取材班も溜息吐息でアーイヤンモーミヤン。これにて撤収。

太田市が物凄い事になっているのは分かったが、この辺だと20キロ離れた埼玉県熊谷の歓楽街も結構太田に負けないDQNっぷりだし、伊勢崎やら小山のあたりもキテる訳で、「飲む打つ買う」産業しかまともな娯楽がないという事がよく分かる。地方ってこういうもんだなあというのを見せつけられた気分。


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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