昭和な街並み、遊郭の名残り…日本が誇る大温泉都市「別府」は永久に不滅です

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別府駅前商店街と盛り場を練り歩く

別府駅東口の駅前通りを歩いて行くと右手側に商店街が連なっている。この一帯は観光客目当ての飲食店が立ち並ぶ湯の町別府の盛り場でもある。
駅前通りに面してアーケード商店街が2つあるので入ってみる事にしよう。やたら赤提灯が出まくっている別府ソルパセオ銀座商店街。のっけから飲食店だらけであります。昔より寂れたとは言え活気が無くなった訳ではない。

居酒屋などに紛れてこういった店があったりするのも温泉街ならでは。昭和の生臭い文化を引きずっている影響でしょうか。

もう一方のアーケード街であるやよい商店街はソルパセオ銀座とは対照的に地元民向けの古い商店が多いのだがことごとく寂れきってシャッター通りになっている。国道10号沿いに巨大なゆめタウンもありますしな。厳しそうです。

駅前通りの一本南側に並行する北浜通り。ここも夥しい数の居酒屋やスナックビルが密集している。無駄にわくわくしますね。

そんな北浜通りの一画にはこんな看板が…古今東西、温泉街にはこういった要素は欠かせません。

その名も別府南映劇場。以前は西法寺通りにあったのだが最近この場所に移転してきたっぽい。そのため建物自体は新しめである。

移転前の南映劇場のビルは現在も西法寺通り沿いに残っている。ニュー南映の看板やポスターもそのまま貼られている。しかしなんで移転したんだろう。

やよい商店街西側の北浜通りにある「永久別府劇場」というのはかつての「A級別府劇場」の跡地。今は市民劇場再生プロジェクトの一環で何とか盛り上げようとしているようだが、大分県に残っていた最後の劇場も2009年閉館という残念な現実に直面する。

なんで永久別府劇場なんだ?と頭の中で「永久→えいきゅう→A級」が繋がるまでしばらく時間が掛かった訳だが内部は当時の設備がそのまんま残されている。普通にアート系のイベントホールに使われているようだ。そこに踊り子の姿はもう居ない。

ネオン看板もそのまま残されていた。外観から見られる名残りはこんなものか。

銀座商店街の西側、北浜通りと新宮通りの間を結ぶ呑み屋小路。雨がしとしと降っております。

こんな裏道にまでスナック街がずらりと看板を並べている。本当に店は物凄く多いけど肝心の観光客はそんなに多くもない気がする。時代の流れと言ってしまえばそれまでか。

ギラギラした怪しい賑わいの商店街も駅から近い一画だけで奥へ行けば行く程微妙な佇まいに変わってくる訳ですが。アーケードは架け替えられて綺麗な印象なんだけどね。

この銀座商店街をまーっすぐ進んでいくとちょっとアレな一帯があって夜はチンピラみたいなのも多いし雰囲気はよろしくないわね。

アーケードを外れた所には案内所の看板。ここいらが別府で一番濃ゆい所であります。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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