【北九州市】修羅の国・福岡の本領発揮!「小倉駅前」の胡散臭すぎる風景(2012年)

よく某ネット掲示板界隈などでは「福岡は修羅の国」と恐れられネタにされまくっている感がある福岡県だが県庁所在地の福岡市ではなく周辺都市がヤバイのである。特に某暴力団組織関連で相次ぐ銃撃戦や手榴弾だの軍事用ロケットランチャーまで出てくる恐怖の土地、近年では「日本のメキシコ」と言われるのが福岡県第二の都市「北九州市」だ。

その北九州市の中心市街地である小倉駅に我々取材班は降り立った。なんという事もない、さすが政令指定都市と言わんばかりの都会じみたエントランスホールを目にして拍子抜けするのだが、それはこれから目にする光景の前のほんの気休めでしかなかった。

小倉駅南口を出ると100万都市(実は人口減少で100万を微妙に下回っているのだが)北九州市の中心らしき街並みが現れる。駅ビルから都市モノレールが出入りしていたりかなり近未来的。

北九州市は元々あった5つの市が合併して出来た自治体で、東大阪市とかさいたま市みたいなものを想像すると恐らくイメージ的には近い。市内はほぼ重工業で栄えたブルーカラー地帯。小倉が一番でかい街でその次が黒崎、あとは小粒な感じ。

しかし駅前のペデストリアンデッキから眺める近隣の雑居ビルに掲げられた広告類を見ると、やはりそこは地方都市ならではの物悲しさを感じずにはいられない。サラ金業者のものが目立つ。

小倉駅前から連なる人々の行き交う姿はペデストリアンデッキを降りた先のアーケード商店街に吸い込まれていく。小倉中央商店街、魚町銀天街、そして旦過市場など買い物拠点は非常に充実している。

しかし俄然気になるのはアーケード商店街よりもその手前の雑居ビルに口を開けている怪しげな一画だ。ビルの一階部分が通り抜け可能な通路になっている。大丸ビル名店街と書かれた看板と、昭和丸出しな飲食店群の看板がある。

一般市民が行き交うアーケードを外れ、何かに導かれる如く薄暗い雑居ビルの通路に吸い込まれていった。そこには時代錯誤甚だしいレトロ横丁が潜んでいたのだ。これは渋すぎる。

大丸ビル名店街はほぼオヤジ向けにターゲットを絞った店舗構成に絞られている。100万都市の玄関口だがこれは既に上野浅草レベルだ。立ち飲み居酒屋もあれば立ち食いうどん屋もございますよ。

そしてこれまたオヤジのセ○ズリ部屋として重宝されてそうな個室ビデオレンタルルームなどもかなり古ぼけた佇まいで店を開けている。

雑居ビルの通路を抜けた先にはかなり如何わしい街並みが連なっている。女子供はすっこんでろ、の世界である。この時点で歩いている人が独り者のオヤジしか居ないんですけど。

突如目の前に現れた「ストリップA級小倉」の看板。あまつさえハート型のネオンサインでんがな。スケベオヤジのハートをずっきゅんと射抜いてしまいそう。

絶滅危惧種なストリップ劇場も小倉ではすこぶる元気に営業中の模様。開場は昼からだな。シャッターが閉まっている。どうでもいいが「級」の字がちょっと違う気がするぞ。

おまけにその隣ももう一軒ビデオ試写室がございましてよ。この一画だけで年間何リットル男汁が放出されているのだろうか、想像すると途方も無い。

エロエロ全開な小倉駅前横丁の真打ちはこれだ。成人映画館「名画座I・II」。退廃的ムード全開の古めかしい外観にクラクラしそうだが、この映画館の前に掲げられた看板がヤバイ。

――君と僕の情報発進基地――
薔薇族専門映画館
男が求める究極の美学ここにあり

絡み合う男子のイラストも手描きだし、もうカッコ良すぎなんですけど。どう反応していいやら分かりませんが完全にホモ映画館であることを明示しております。この看板を興味深く観察していたらそばに突っ立ってる変なオヤジにマークされてしまいました。相方探してたんでしょうかね。まったく油断ならん。

ともかく駅前からこのテンションなのが北九州小倉クオリティなのだ。とっても楽しそうな街ですね。もう少し小倉界隈をうろついてみる事としよう。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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