【岐阜市】県庁所在地の駅前に東海地方最大級の色街が!「金津園」を歩く

「名古屋の植民地」と言われる岐阜県の県庁所在地岐阜市へは名古屋駅から東海道線の新快速に乗って僅か20分という利便性の良さ。ストロー効果で経済は名古屋に吸い取られ商店街は寂れ路面電車も廃止、という泣きっ面に蜂なのが岐阜市なのだが一方で駅前には東海地方随一の一大歓楽街「金津園」が存在している。

そんな訳で岐阜駅に到着。本当に名古屋に近すぎる。かつては日本有数のアパレル産業集積地として発展してきた街だが衰退甚だしく今では名古屋のベッドタウンでしかない。一応岐阜には新幹線の駅もあるけど、大野伴睦先生の政治駅とも言われる岐阜羽島駅はてんで使い物にならんので来るなら名古屋や米原から東海道線を使うのが正しい。

でもって、東海地方が誇る特殊なお風呂屋さん街「金津園」はどこにあるかというと岐阜駅前すぐの場所である。これぞ駅前ソープ。東海道線の車窓からも丸見えになっていて、県庁所在地の主要駅前がこんな風になってる恥ずかしい都道府県は岐阜を置いて他にないといつも18切符片手の貧乏旅行の途中でこの風景を見る度思っていた。

岐阜駅南口(加納口)を降りた所にやけにでかい交番があり、その向こうから早速金津園の無料案内所の店舗群が軒を連ねる。東海MAN-ZOKUニュース(笑)

駅前からこんな風になっているので実に分かりやすい。吉原とかみたいに駅からタクシー呼んでという手間も要らない立地条件の良さは他のピンクタウンにはない特徴である。

一見すると「旅の総合案内 ぎふ中部観光」と無難に書かれているけどここも無料案内所。岐阜の「観光」と言えば長良川の鵜飼じゃなくて金津園なんですよ。おわかりになりましたか?

昭和枯れすすき感満載の飲食店街。夜になれば煌々を明かりが灯りオヤジどもの誘蛾灯と化すのである。

駅前からしばらくは無料案内所ストリートだが200メートルくらい歩いた所からソープ街の堂々たるビル群が現れる。東海道線の高架に面して並んでいるので目立つ目立つ。

古めかしいビルばかりが目立つがやはり条例で建て替えての営業が無理なのでこうなるのだろう。住所で言う所の岐阜市加納水野町の一帯が該当地区にあたる。

立派なステンドグラスを両脇に配した特殊なお風呂屋さんビルディング。錚々たる豪華さを見せるがいささか古いせいで何もかも煤けて見える。

かつての呼称「トルコ」の三文字が残るビルもまだ存在する。トルコ風呂の呼び方が廃止されたのは1984年のトルコ人留学生による改名運動の結果なのでこうした看板はそれ以前の時代からあったものだ。

廓の入口となる加納水野町一丁目交差点。東海道線高架下の歩道橋からソープ街のメインストリートが見える。駐輪場に自転車を止めて忙しなく岐阜駅に向かう通勤客の姿が絶えない歩道橋の上から見える風景がこれなのだ。

ちなみに夜の金津園はこんな具合である。怪しいネオンサインがギラギラ。大垣から名古屋方面へお勤めのサラリーマン達も毎朝毎夕この光景を眺めている訳だ。これが岐阜では普通の感覚なんだろうか。

ネオンの数だけ不純な目的のオッサン連中もやってくる東海地方最強の桃源郷。金津園には現在も64店舗が営業中。一箇所に固まって営業している特殊浴場街としては東京吉原に次ぐ国内2位の規模である。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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