那須塩原の怪しいスピリチュアル系温泉リゾート「ピラミッド温泉」が怪しすぎてヤバイ件 (全3ページ)

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常々影が薄いだの方言が笑えるだのネタにされる栃木県だが、そんな中でも日光と並んで有名どころなのが那須。北関東の軽井沢というような扱いで天皇家も御用邸を構えているような保養地な訳だが、その手前にある那須塩原市の東北道西那須野塩原インター近くにぶっ飛んだ温泉施設があるので一度訪れたいと思っていた。

その名も「ピラミッド温泉」。珍スポットマニアの間では有名過ぎる物件だが、建物全体がエジプトのクフ王のピラミッドを10分の1スケールで忠実に再現したという変なこだわりっぷりが際立つ温泉施設。付近の道を走ると年季の入った看板が現れて何とも言えない気分になる。

那須野原公園の近く、周囲に何もないような原野に唐突に佇むピラミッド温泉。今回はこのピラミッド温泉に宿泊の予約まで入れてやってきた。

傍らの飼育室にはなぜかクジャクが飼われている。エジプト風味の石像やら絵が各所に置かれていて雰囲気を盛り立てるが、ここはあくまで温泉施設だ。

本家エジプトのピラミッドの正面にはピザハットとケンタッキーフライドチキンの店舗があるが、栃木のピラミッド温泉の正面はなんだかよく分からない建物が突っ立っている。

近づいてみるとそれは和楽座という舞台つきの大広間である。ここにも統一性のないメルヘンな絵が建物全面に描かれていて異様な雰囲気だ。変な彫像も置かれているし…

一通り見回したが、都築響一氏の「珍日本紀行」などで紹介されていた時期と比べると随分大人しい印象がある。以前は某ネズミーマウスの像とかもあったし著作権的にもヤバかったのだが、どうやら撤去されたらしい。

そして夜のピラミッド温泉へ。幻想的…というよりも、なんだか場末の遊園地みたいな風情がある。日帰り利用者が凄く多いので、遅くになっても結構お客さんの姿が目立つ。

今は「ピラミッド温泉」の名前でやっているが、昔は「ピラミス整心苑」という名前を使っていたはず。なぜ名称変更したかわからないが、ピラミス美術館というのが看板に残っている。どこらへんが美術館なのか結局最後まで分からなかったが。

「身も心も活性化!世界初のピラミッド温泉!」自信たっぷりの看板に笑える。「気」じゃなくて「氣」の字を使ってる辺りもパワースポットでスピリチュアルな感じ。しかしこの外観では女子ウケしそうにない(笑)

日帰り利用は400円(休日600円)だが、一泊二食付で5650円から、素泊まりでも2950円からで宿泊可能。料金は平日休日で変動するので表の看板の価格表はアテにしない方が良い。でも温泉にも入れるし比較的リーズナブルです。

そしていよいよピラミッド温泉の中に突撃。キンキラキンの外観とは裏腹に内部は昭和の匂いに満ち満ちていた。受付にはピラミッド温泉のオーナーである伊藤氏が座っている。

予約をしておいてよかった。何故ならこの日は予想外にも客室が満室だったのだ。これまでの珍スポットにはなかった展開である。

玄関脇には白い象の置物…と思いきやその横から蛇口が伸びている。

「ピラミッドパワー含んだおいしいお水です。そのまま飲んだり、コーヒー用にして下さい。」などと書かれていた。建物全体にピラミッドパワーが降り注いでいるというのだ。ありがたやありがたや。

象の置物の隣には「オアシス」なる食堂兼カラオケバーのような店がある。宴もたけなわなのか知らんがやけに騒がしい。しかも騒いでるオッサン連中は日本語じゃなくて中国語をしゃべってる。中国の団体客が泊まりに来ていたのだろうか。異様な光景である。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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