【新潟市】日本海側の大都会・新潟ご自慢のアーケード街「ふるまちモール」を歩く

新潟の中心市街地は駅から信濃川を跨いだ北西側の古町一帯にある。新潟駅前の廃れてお下品な盛り場もそれなりに雰囲気があっていいが、一応ちゃんとした街も見ておかないとバランスが悪いだろうと思い足を運ぶ。

来ました、日本海側の大都会・新潟市を代表するアーケード商店街「ふるまちモール」。言うまでもなく新潟一の繁華街である。古町通7番町から5番町までの間に立派なアーケードが架設されており雨や雪に濡れずお買い物出来る商店街だ。

…と、やってきたのは日も暮れかけそうな夕方頃。飲食店や遊興施設を除けばだいたい店を閉めてしまっている。古町にも賑やかな盛り場があるが、それはもうちょっと北へ行った8番町から9番町までの間だ。

どれだけ栄えているのかと思ったが人通りもまばらである。やはり地方都市の宿命か、並んでいる店も100円ショップとか居酒屋とかくらいでちょっと味気がない。

見てくれは綺麗なビルだけど中は雀荘とかパチンコ屋ですよ。やはり、これが新潟クオリティか。地方都市の昔からの中心商店街ってどうしてもこうなりますわな。郡山とか、群馬の太田とか。

パチンコ屋は新潟ローカルでは大手のダイエーですよ。新潟でダイエーと言えばスーパーじゃなくてパチンコ屋なんです。買い物袋提げて行ってもパチンコ玉しか買えませんよ。

パチンコ屋もあれば大衆演芸場まである庶民的テイストなふるまちモール。「古町演芸場」は綺麗な外観を見ても分かるように2005年オープン。大衆演芸場ってストリップと同じく昭和の遺物と見られる向きもあるがまだまだ新潟では現役のようだ。東京にある浅草木馬館と十条の篠原演芸場の名前が書かれた提灯がありますな。

通行人もまばらな商店街の一角にやたら人が集まっている。ストリートパフォーマーか何かかと思ったら違った。キリスト教系の宗教団体の路上集会らしい。何か聖書を読み上げていらっしゃる。

そんな敬虔なクリスチャンな方々を横目にアーケードを外れた路地へ入るとそこには飲食店に混じって…なんだこりゃ、随分巨大化した弘法大師様がおられるではないか。こんな狭い路地にあるので余計に目立つんですが。

路地に佇む身の丈三十尺(9メートル)の弘法大師様が鎮座するこちら弘願寺というお寺は昭和44年に当地に建てられている。

実はこの寺、以前はストリップ劇場だった。住職が夢枕に出てきた弘法大師様を再現したとの事だが、この住職さん自身が元ストリップ劇場の経営者だったというのだから驚き。ちなみに寺泊の即身仏霊場西生寺の住職も兼任されているとの事。

さらに南へ下ると「ふるまちモール5」。さらに輪をかけて人通りが少なくなる。アーケードが立派なだけになんだか痛々しい。

この古町通5番町あたりは空洞化解消の一環か何か知らんが商店街振興のテコ入れに「アニメ」をプッシュしまくっていてアニメ漫画の専門学校まであってヲタ向けのイベントもやってるらしい。

新潟市出身の漫画家水島新司氏の「ドカベン」等のアニメキャラ銅像が商店街の各所に建っている。ふるまちモール5は通称「水島新司マンガストリート」とも。石巻市とかもそうだがアニメで街おこしって最近多いよね。

アニメ関係のものが目立つが肝心の商店街は閑古鳥な感じがしてなんともアンバランスでございます。


The following two tabs change content below.
新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
トップへ戻る