まるで古代遺跡のような珍建築「名護市役所庁舎」 (2)

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「市役所庁舎」というお堅い役所のイメージを根底から覆す珍建築、それが沖縄県名護市役所庁舎である。まるで東南アジアのどっかの古代宗教遺跡のような佇まいだ。
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南国沖縄の強い夏の日差しにも負けないようにと穴あきブロックやら「アサギテラス」と呼ばれる階段状の独特な広いテラスに屋上緑化など様々な知恵を絞って作られた庁舎は築30年。木陰の下にいる限りは、暑さも和らぐ。


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これでも30年前にヘンチクリンな庁舎が建てられた当時は賛否両論あったようだが、今ではすっかり街並みに溶け込んだ感がある。
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今度はこの建物を裏側から眺めてみよう。国道58号に面する市役所の裏手はやはり同じように穴あきブロックが多用された妙に風通しの良さそうな外観をしている。が、表側と違うのが建物の柱に等間隔にシーサーが置かれている事。
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しかもそのシーサーも一個一個手作りで全部姿形が違っている。全部で56体のシーサーが市役所庁舎に守り神として君臨している。このシーサー数の多さは世界一らしい。よくわからんけど。
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屋上部分にまでまんべんなくシーサーが鎮座している。みんな個性的過ぎて、中には全然シーサーに見えずUMAみたいなのもいて意味不明。
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牙を剥き出しにした男らしく獰猛なシーサーもいれば、女性っぽい仕草でお尻を突き出す可愛いシーサーさんもいる。いわゆるセクシーサー。
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角度によってはなんだか恥ずかしいポーズに見えなくもないお尻突き出し系のセクシーサー2号。
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さすがに56体全部を見て回るのは骨が折れる。この56という数字には意味があるらしく、名護市にある集落の数と、名護市役所を合わせた数が56なんだってさ。
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それはそうと、これは…シーサーなのか?!
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シーサーだらけの市役所庁舎の裏手には身障者用スロープで上まで行けるスペースがあって、この部分だけは大きく建物からはみ出て伸びている。30年前の建物にしては意外にバリアフリーも考慮されているんだね。
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そんな名護市役所庁舎の真ん前の国道58号沿いに、アイスクリームの路上販売がいた。これも隠れた沖縄名物「ビックアイス」。本島北部の今帰仁村に本拠地があるらしく、この付近を車で走るとかなり高確率で発見出来るはずだ。
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道端に唐突にパラソルを建てて営業しているスタイルは秋田のババヘラアイスと共通するが、売り子はババアではなく若い娘である。しかも高校生のアルバイト。概ねかったるそうな表情で、客の注文に応じてアイスクリームを盛りつけてくれる。
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シャーベット状のビックアイス・シークワーサー味(1個150円)を沖縄の青空の下で食べる。こういう路上販売のアイスって何故だか旨い。っていうかオイシーサーって言っとくべきですかここは。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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