朝鮮総連本部を落札したり北朝鮮との交流がある鹿児島市の最福寺にお参りしてきました

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今はグローバル化がどうこう普通になった21世紀なんですが、国の利権争いで側近一族が平気で根絶やしにされたりする中世顔負けの超後進半島国家が日本海を挟んだすぐ向こうにある訳で、そんな隣国に取り巻かれた日本もよくこれで平和でいられるよなと感心させられるのだが、一方ではそんな国交のない北朝鮮に独自のルートを持って「対話」を続けている”日本人”もいる。猪木さんとかもそうですが、我々が気になったのはここだ。

鹿児島市 最福寺

鹿児島県鹿児島市郊外にある「最福寺」である。この寺の池口恵観法主というのが「永田町の怪僧」とも呼ばれる大物で、安倍晋三現日本国首相とも親交があるという程の人物。さらにはかねてから北朝鮮と親交があり、東京・九段にある朝鮮総連本部が競売に掛けられた時に45億円で落札した事が報道されその存在を知ったのだが、なんで東京から遠く離れた鹿児島の寺が??と不思議でしょうがなかったのだ。

鹿児島市 最福寺

まず最福寺を訪問しようと鹿児島市街地から車を飛ばす。寺がある鹿児島市平川町というのは市内でもだいぶ南の外れにあって車で30分程度は掛かる。来てから確認してみたら鹿児島と指宿のちょうど中間くらいの場所だった。電車だと指宿枕崎線の平川駅というのが最寄り。バス停にも「最福寺入口」とありますね。立派なお寺である事は間違いない。

鹿児島市 最福寺

車のまま境内の駐車場まで入っていく。祝日でもないのに日の丸が上がっていたりするが、知らずにやってきても北朝鮮と関係が深い場所だとは全然思えない。別にお盆の時期でもないので境内は人の姿もまばらであるが、案の定、寺の敷地は結構広々としている。

鹿児島市 最福寺

最福寺という名前の寺自体は寺伝によれば室町時代から存在するというらしいが、現在この土地にある最福寺は1989年に池口氏によって建てられた割と歴史の新しい寺だという事だ。そのせいか境内一帯を見回してもそれほど建物も古さを感じさせない。したがって雰囲気も新興宗教のそれに近い。

鹿児島市 最福寺

山号は「烏帽子山」といい単立の寺院だという事だが、最福寺の関東別院として神奈川県藤沢市江の島にある「江の島大師」が存在している。(1993年創建)まさか江の島にそんな寺があったとは気づかなかったですな。

鹿児島市 最福寺

新興宗教然とした雰囲気がする場所だが、境内にある「錦江公園墓地」はかなり広大で、鹿児島市内では割と規模の大きな霊園の一つとなっている模様。市街地から遠いのもあって、鹿児島によくありがちな桜島の灰除けの為の「屋根付き」ではない普通の墓石が並んでいる。

鹿児島市 最福寺

何はともあれ最福寺にお参りするなら境内の奥に鎮座する「大弁財天堂」に向かわなければ。高さ18.5メートルあるという木彫りの大弁財天像が祀られているというだけあって、この建物はさすがに立派である。ここに金日成の銅像がデーンと建っていても何の違和感もない。そんな感じの迫力がある。

鹿児島市 最福寺

その建物の立派さに反して参拝者の姿が見当たらずガラーンとしているのは、行った時間帯もあったのだろうが、ガイドに見張られながらの北朝鮮旅行もこんな感じなのかなと錯覚を覚えるくらいだ。境内は立ち入り自由だが、時折通りがかる寺の関係者には全員「挨拶」されてしまう。まあなんとも「見られている」感がするんですが。

鹿児島市 最福寺

それでも興味の赴くままにあちこち見て回る訳なんですが、大弁財天堂に至る参道にある大燈籠の台座に書かれているのも池口恵観法主や全国各地の寄進者の他に「参議院議員」の名前なんぞも掘られていたりするんですよ。池口氏は宗教家として以上に政界に顔が広いようで相当な実力者である事を伺わせる。その人脈は表ばかりか裏社会にまで及び、あの大物フィクサー許永中とも親交があった人物(ミャンマーの日本人墓地に池口・許両名が記された慰霊碑がある)なのだ。どれだけやねん…

鹿児島市 最福寺

国内政治家や右翼団体、北朝鮮との親交関係に留まらず清原和博、金本知憲といったプロ野球選手など有名人が数多く護摩行に訪れているという最福寺。この大弁財天堂の地下には交流のある北朝鮮に寄贈する為に作り上げた「金日成主席観世音菩薩像」があったと聞いていた。

鹿児島市 最福寺

大弁財天堂の中に入ると巨大な吹き抜けのスペースに国内最大の木造仏であるという弁財天像が鎮座している訳だが大きすぎて視界に収まりきれない。ひとまずお参りを済ませて気になる地下空間へと進む。そこにあるのは…

鹿児島市 最福寺

そこは最福寺の資金力の潤沢さを感じさせる豪華な彫像の数々がコンクリート打ちっぱなしの空間にこれでもかと並べられている。ここに北朝鮮に寄贈した観音像もあったようだが、2011年4月にあっちへ送ってしまったらしい。北朝鮮云々は抜きでも宗教マネーの威力の凄まじさはこういう施設に来る度いつも不思議に思うのであるが…

東京の朝鮮総連本部を一旦は落札した寺だが、結局45億出せないからと購入を断念。その後はモンゴルのこれまた怪しい会社が50億で落札してゴチャゴチャしているが、まあ結局は明け渡しを免れる「時間稼ぎ」の為なんでしょうかね。

鹿児島市 最福寺

ほんと、何も事情を知らなければ「鹿児島にあるちょっと豪華なお寺」程度の印象しか出てこない場所なんですがね…どうでもいいですが鹿児島という土地にいるとテレビCMにパチンコ屋が非常に多いのには閉口した。2~3本に1本はパチンコ屋だもん。日本の隅からじわじわやられちゃってる感ありますねえ。この国の平和は大丈夫か?!

<参考記事>
朝鮮総連の買収に関係者も「まさか?」と当惑 “怪僧”池口恵観の正体とは?



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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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