福山通運とバラと日教組の街!「広島県福山市」の駅前商店街を歩く

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広島県東部、備後地方の中心都市「福山市」にやってきましたよ。県庁所在地の広島市より隣県岡山市の方が近いという微妙な土地柄だが新幹線も止まるなかなかな都会な訳である。個人的には福山市及び広島県東部というのは「日教組」が公立学校に強力な影響力をもたらしていて、人権教育やら何やらで香ばしい地域というイメージしかない。そう言えば生徒が韓国に謝罪修学旅行に行かされた世羅高校ってのは、福山に割と近いんだよな。

今回福山を訪れたのは戦前に「新町遊郭」が存在し現在も歓楽街としてお盛んな福山市住吉町・松浜町・入船町界隈の街並みを見に来た事だった。福山と言えば駅の真裏に天守閣がそびえている程分かりやすい城下町で新幹線ホームからも天守閣がよく見渡せる。空襲で丸焼けになったので今の城は戦後再建されたものなんですけどね。

遊郭跡は現在も福山随一の歓楽街としてバリバリ怪しい街並みを留めているが駅から約500メートル程南東方向に歩く事になる。まずは福山駅南口へ。再開発計画中なのか駅前ロータリーは工事中であちこち騒がしくなっている。

まずは駅前の街並みなんぞも眺めながらゆっくり歩き回る事にしよう。で、のっけから戦後のドサクサ的な駅前風景が残る商店街が…

しかもそんな商店街にはもっともらしく「市長さん文化財を破壊しないで下さい」と抗議の横断幕が。再開発計画で伏見町にあたるこの商店街も解体予定にある。この駅前の土地も福山城跡で、再開発の際に出土された外堀の遺構が駅前ロータリーにデーンと残っているのだ。

再開発計画中ともあって無駄にだだっ広い福山駅南口駅前ロータリー。景勝地鞆の浦に行くバスもここから乗る。計画では外堀の遺構をぶち壊して近代的な街並みにするか発掘された福山城の外堀を保存した城下町らしい街並みにするかで行政と住民が揉めている模様。

広島駅前の愛友市場もそうだが福山も駅前風景がどうにもアレな感じがしてならない。駅前一等地にパチンコ屋はデフォルト。以前は天満屋向かいの角に「福山繊維ビル」なるオンボロ駅前ビルがあり駅前のドサクサ感に拍車を掛けていた訳だが最近取り壊されてしまっている。

伏見町界隈は戦後の時代から放置されたような街並みが歯抜け状態になりながら残っている。やたら間口が狭い古びたビル型店舗。足元には「海外で戦争をする国にはさせません」と共産党のポスターが。そういや福山ってソッチ系強いですよね。

ゴミ溜めになった路地裏まであってなかなか香ばしい伏見町を抜けて元町商店街の方へ向かう。

おまけにこんなそそられる抜け道まであったりしてのっけから楽しませてくれる福山の街並み。「ぬけられます」的看板まであって親切丁寧ですね。

路地は途中で直角にクランクしながら元町方面へ続いている。ちゃんと行政の標識なんかも置かれているのを見るとここは市有地なのか私道なのか…ようわかりませんけどね。

しかし落書きだらけでやさぐれ方がなんだかちょっと…不良の溜まり場ですかねやっぱり。

ちなみに伏見町の商店街をJR山陽本線の線路沿いに東へずずーっと歩いて行くと東6番ガード北側にあったストリップ劇場「福山第一劇場」跡に辿り着く。

福山第一劇場は残念ながら2011年2月に閉館となり建物は解体されてしまい跡地はコインパーキングになっていた。昭和39(1964)年から大衆演劇場として開かれた歴史ある劇場だったがこれで広島県内における現存劇場は「広島第一劇場」一軒のみとなった。

元町に来るとでかい朱塗りの鳥居が道路上に跨る「宮通り」が現れる。福山八幡宮に由来する通りらしいが肝心の神社は福山城北側で全然別の場所にある。福山の街を代表する目抜き通りの一つだが人通りは少ない。人口46万を誇る中堅都市の玄関口がこれか…

その代わりに公園のような一画に妙に近代的めいた造りの小さい神社が鎮座していてここが「福山神社」とある。目の前の大きな鳥居に比べると何とも小さな境内ですが。

福山神社の先に「Joy.ふなまち」(本通船町商店街)というアーケード商店街が南東方向に伸びているのでここをまっすぐ進みましょう。

立派にアーケード付きの商店街になっているのだがやはりここも寂れまくりな気配。駅前伏見町のドサクサぶりと比べれば比較的まともな感じがして街並み見物的にはそれほど見応えもない。そもそも福山は空襲で市街地の8割をやられているので、歴史的な建築物も期待できない。

それでも商店街沿いを見ると昭和の佇まいを残す店がちょいちょいあるくらいか。シャッターを閉めたままの所も多いけど。

大正時代から創業80年以上という街の老舗大衆食堂稲田屋。建物は戦後のものだろうが…肉丼と関東煮で有名。大阪だけじゃなくて広島でもおでんの事は「関東煮」と言うのかと思ったが、広島でこの言葉が使われているのはこの店だけのようだ。

商店街出口付近にある呉服の京都屋。舞妓はんと三条大橋の欄干と思しきオブジェが店の前に置かれていて目を引く。

この本通船町商店街を出た所で国道2号が走っており、国道の先がかつての遊郭跡で福山市が誇る大歓楽街という事らしい。


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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