札幌の裏名所「月寒」にあったという色街はどうなっているのか

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札幌市の中心市街地すすきのから南東に5キロ程離れた場所に「月寒」という地区がある。戦前から駐屯地が置かれた「自衛隊の街」でもあり、すすきの程あからさまではないが、それなりに遊興の場もあり、「裏」をやっている怪しい飲み屋があったような街だと聞いた。

北海道 札幌市

月寒へは札幌市営地下鉄東豊線で豊水すすきの駅から片道14分、月寒中央駅で降りると宜しい。

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地名の字面通り、寒々しい駅前風景。なーんにもありませんね…ここもアイヌ語由来の地名で元々は「ツキサップ」と呼んでいたそうだ。自衛隊以外に有名なのは、札幌銘菓「月寒あんぱん」だそうです。

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この月寒には明治時代から大日本帝国陸軍第25歩兵連隊が駐留していた月寒駐屯地があった。戦後も月寒送信所という自衛隊の通信施設があり2005年まで使われていたらしいが廃止、現在は解体されて無くなっている。

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駅から国道36号(月寒通)沿いにちょっと北側に歩くと「月寒中央通4」というバス停がある。どうもこの辺に怪しい飲み屋街があるらしいんですが、北海道と埼玉ではお馴染みのファミレス「とんでん」と、同じ北海道名物のツルハドラッグが目印です。

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こうした何気ない街の薬局も「色街フラグ」だと勝手に思うようにしてます。これ以外は本当に郊外のしょうもない街並みって感じで、住宅地やマンションやロードサイド型店舗しかない。何しにこんな所に来たのか自分でも分からなくなる。

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しかし国道から一本東側の道に入ると、随分寂れているながらも確かに盛り場っぽい区画が残っているのである。しかし不夜城すすきのを見た後では「こんな所に何があるの」みたいな印象しか出てこない。

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あ、ここみたいですよ。怪しそうな飲み屋街って。ここに豊平川のカ●マツ会館やら旭川の稲●小路みたいなのがあるとか何とか…まあ、でも、誰も出てきませんね。妖怪みたいなババアに手招きされるのかなと少しはわくわくしていたのだが。

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月寒の名も無き飲み屋小路に足を踏み入れる。規模的にはそれほどでもないが、スナックや小料理屋ばかりが軒を連ね、確かにここが盛り場であるのは明白だ。自衛隊駐屯地が現役だった頃は、もっと元気だったんでしょうかねえ。

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「第三吟月会館」のネオンサインが淫靡なムードを盛り上げておりますが、見たところ「現役」なのかどうかは判別不能。昔は非合法の青線地帯だったらしく、やはり自衛隊のある街にそういうものがあるというのは、屯田兵の時代に薄野遊郭を作った歴史の流れから言ってもごく自然である。まあでも、そんなにヤバそうな感じじゃないんですが…

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あと飲み屋小路の近くに「サロン・ド・ノンノン月寒店」といういかにもな佇まいででかでかと看板を掲げる、かつての盛り場の残骸。やっぱり絶滅させられたみたいで、2011年の時点ではそうした店舗は潰されてしまった模様。今は普通の飲み屋街に変わっているようで、何のオチもありませんでした。とっとと帰ろう…


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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