歓楽街温泉から中国人向け温泉にシフトした「洞爺湖温泉」の夜を歩く

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夜の街並みもすっかり寂しいばかりの洞爺湖温泉で、楽しそうなものを求めてふらふら温泉街を歩いていると、何やらネオンサインがきらびやかな一画に出た。そこには沢山の車が止まっていて、かなりの数のスナックがある。

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提灯がぶら下げられたロープの先を辿ると「銀座新地」なるネオン看板に行き着く。銀座に新地ですよ。たいそうおめでたい名前でございますね。

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しかし建物を見ると東京の銀座や大阪の北新地あたりのそれとは大違い、何やら薄暗い呑み屋横丁が2階建てのビルの1階中央部分から奥へ伸びている。かなり胡散臭い。

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妖怪でも現れそうな瘴気が漂う廊下に導かれるように進んでいく。奥には10軒くらいのスナックが店を構えている。建物自体も相当古そうだよなあ。

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こんな場所にハーレムがありましたか。看板は「ハレム」ですが。文字の端々がカールしまくったフォントが昭和っぽくて素敵であります。

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10軒くらいあるかと思って中に入ったがちゃんと営業しているのは1軒か2軒くらいで、後はみんな廃業したまま放置状態。

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営業中のスナック。あんまりルンルンしているような感じではないですけどね。

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廃業したスナックの玄関口は相当な古臭さが滲む。昭和の温泉街の胡散臭さに満ちた空間。

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スナックばかりかと思ったらこんな居酒屋風味の開き戸も見られる。長年放置されて埃とカビにやられてる。

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隣にもまだまだスナック街が続いていたが、こっちは割に新しめである。

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しかしこの看板だけは昭和臭がドギツイなあ。カラオケ・社交ダンス、100インチの大画面…この後も色々見て回ったのだが、あまり見所として感動する程の物もなかった。歓楽街温泉としての名残りを求めるのならもう10年早く来なければならなかったかもな…

この洞爺湖温泉もそうだが、登別温泉あたりも中国人団体観光客向けにシフトしており中国語のオンパレードである。それが今の北海道の現状だ。


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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