山形県が誇る破廉恥歓楽温泉街「天童温泉」

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東北随一の歓楽街温泉地「天童温泉」を擁する山形県天童市。温泉街の一番の目印となるホテル王将の北側一帯が天童温泉における歓楽街となる。如何わしさ満点の街並みをどっぷり見て回ろう。

かつて天童温泉には「天童ミュージック」「天童ミカド」「DX天童」となんと3軒のストリップ劇場が存在していたそうだ。さすがエロ温泉街の殿堂と感心するばかりだが現在は一軒たりとも残っていない。しかし一軒のみその痕跡を伺わせる場所がある。スナック街の一角にある「カロキタウン」なる呑み屋小路の中だ。入口のアーチに描かれたイラストがモダンで素敵ですよ。

カロキタウンの中に入ると未だに残る3人並んだバニーガールのネオンサイン。これがストリップ劇場の痕跡。「DX天童」は最近の2010年まで続けられていた天童温泉最後の劇場だった。

ストリップがあるとないとでは迫力が随分弱まるものだと実感する。カロキタウン自体も空きテナントが多いようで入居者募集のプレートがあちこちに出ている。

山形弁丸出しのスナック看板。同じ東北でも山を挟んだ宮城県側は殆ど標準語に近いしゃべりなのに山形の訛りっぷりは異常。特に爺さん婆さんは何を言っているのか分からない。日本の中の外国だ!とダニエル・カールもそりゃ山形弁研究に没頭するわな。

しかしどうでもいいがカロキタウンの管理人はエヴァマニアか。入居者募集の看板に綾波レイさんはじめエヴァの登場人物がいます。

空き部屋の数だけ新世紀エヴァンゲリオン。当取材班、アニメはあんまり興味ないんですがここまでくどいと笑えてきた。

盛り場に閑古鳥ならぬ使徒襲来とか別にいいのでまたストリップ嬢を呼んで戻ってきてもらってください。盛り場の復興はそれからです。ストリップのない天童温泉なんて気の抜けたビールみたいなもんではなかろうか。

エヴァンゲリオン一色でなんとも微妙なカロキタウンを抜けて別の横丁へ向かう。

続いて「ぎおん小路」へ入る。こちらも2階建てビル長屋といった感じの近代的趣きの飲んだくれ横丁となっている。ようこそ天童へ。いいですねえ、旅情溢れますねえ。

ぎおん小路のスナック街を正面から眺める。店舗の看板がずらーり。結構な数の店があるがさっきのカロキタウンみたいに空き店舗が出ていない。

そしてここにも韓国系スナックが一軒。本当に多いなあ天童市は。今時冬のソナタとか出されてもベタ過ぎて笑えませんが、どうでもいいけどペ・ヨンジュンっていま何歳なんですか。

しかしこれだけはどうしても解せない、なんでぎおん小路なのに自由の女神なのか…

そんなスナック街にポツポツ風俗店が紛れ込んでいる。どの店の前も絶えず客引きのボーイがスタンバっていて何とも如何わしい雰囲気に満ちているのだが、ともかく天童温泉は客引きが強引でウザい事で有名らしく常にトラブルが絶えないそうだ。

実は最近になって改正県迷惑防止条例施行で山形県内の風俗店に対して客引き行為の禁止が強化されている。2012年7月1日からの施行と聞いたが訪れた日は7月中旬だった。しかし相変わらず客引きのボーイが常駐しているので焼け石に水といったところ。まあ、そんなもんだわな。

しまいには暇を持て余して客引き同士でジャンケンして遊んでるし…天童温泉の客引きは強引なだけでなくその数も無駄に多い。まあ昔から裏稼業がお盛んな土地なんでしょうな。


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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