【天下の奇祭】愛知県小牧市「田縣神社豊年祭」

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いよいよ昼下がりに田縣神社豊年祭のメインイベントである「豊年祭行列」の準備が始まる。豊年祭行列の中で、天下の公道で堂々と暴れ回る例の巨大チン◯神輿こと「大男茎形」(おおおわせがた)は毎年毎年、一本のヒノキの幹から新調され、直径60センチ、長さ2メートル、重さは300キロもある巨大なブツがその都度作られているという徹底ぶりだ。

しかも、リアルなことに肌色でしっかりペインティングされていて、こだわり方が半端ではない。大男茎形は田縣神社本殿に奉納されるまでのおよそ1時間半もの間、公衆の面前で晒し出され、参拝客の好奇の目線を浴びる事になる。

午後2時に始まるチン◯神輿が現れる「豊年祭行列」を前にして、参拝者の多くが田縣神社から近くにある熊野神社まで移動を始める。

毎年、行列を開始する地点となる神社が変わり、偶数年の場合は小牧養護学校裏の神明社、奇数年の場合は名鉄小牧線を挟んだ向かいの小高い丘の上にある熊野神社となる。

我々が出向いたのは2007年の事だったので、この年は熊野神社からのスタートとなった。既に神社の至る所にカメラマンがスタンバっている。毎年カメラの場所取り争いは熾烈を極める。

平地にある神明社とは異なり、丘の上にある熊野神社は出だしから下りの長い階段があるという難コース。ここを巨大チン◯神輿がドドーンと下って行く事になるわけだ。

既に大男茎形は境内中央の広場に「チン座」していた。さすがチン◯祭の主役だけあって大人気。常に神輿の周りには写メを撮りまくる人でごった返す。

行列に加わる女性軍団も集まってきた。傍から見ればセクハラ状態だが、この界隈では毎年恒例の風景。豊年祭の参加者は職場から有給休暇を取って祭に専念している。

リアルに血管の筋が浮かぶ男根の絵図が描かれたのぼりの存在も凄まじい。思わず凝視する参拝客の女性の姿もある。「私の彼のはこんなに立派じゃない…」

着々と行列のスタンバイを行う男衆。顔つきは真面目そのものである。

その間にもチン◯神輿の前では続々とキンパツ外人女性による写真撮影会が開かれている。次々とエロいポーズを取りながらカメラのフラッシュを浴びる。日本は本当に楽しい国ですよね。

だけど田縣神社の祭神はあくまでこの「御歳神」であらせられますぞ。下からチラっと見てみたら結構童顔でイケメンでした。おい、女どもよ、イケメンよりもチン◯がいいのか。

御歳神には目もくれず、ここぞとばかりにはっちゃけまくる外人さん。男根がよっぽど恋しかったのね。アメリカンサイズどころではない巨大チン◯なので、とても入りそうにないのが残念です。

こういう場所ではしゃぐ人達を見てると圧倒的に女性の方が多いのだ。男も女も好きなものは好きなのだ。正直者になろう。

豊年行列が始まるまでの時間、こうしたマヌケな光景がずっと見られるのだ。豊年祭って素晴らしい。束の間の国際交流でもある。

下ネタのオンパレードでぐったりするのはまだ早い。これから始まる豊年祭行列を見なければ田縣神社豊年祭に来た意味がないぞ。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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