赤線地帯

栃木県

繊維産業で栄えた街・足利市「雪輪町」の遊郭跡を訪ねる 

東京100キロ圏の北関東・両毛地域は織物工業などで栄えた街などがちょいちょいあって乙な町並みが見られるエリアでもあるのだが、そう言えば足利という街には行った事がなかった。 足利という地名を聞くと日本最古の学校・足利学校に鑁阿寺、それと経営破...
那覇市

那覇市内戦後最初の繁華街「神里原」が道路拡張で解体されかけている件

那覇市壷屋の神里大通り(壺屋神里原通りとも)付近は戦後、那覇市域全域を接収していた米軍が、最初に接収を解除したエリアに造成された繁華街で、そこはバラック建ての赤線地帯、神里原(かんざとばる)社交街があった場所だった。1950年代後半、繁華街...
沖縄市

【沖縄ダークサイド】真栄原に次ぐ沖縄の裏名所「コザ吉原社交街」はどうなっているのか

沖縄市照屋の「銀天街」からコザ十字路の対角線上にある美里地区。ここは戦後成立した米兵向け歓楽街であった照屋から追い出された白人向けの店舗が新しく特飲街を建設した所で、それがいつしか白人から琉球人相手の「ちょんの間」へと発展した。
山口県

瀬戸内海屈指のコンビナート地帯!周南市・徳山駅前の中心市街地を歩く

市町村合併で山口県周南市となった瀬戸内コンビナート地帯を形成する工業都市の中心、徳山駅前の繁華街は県内では下関市に次ぐ規模と思われる。そんな街中を歩いてみる事にする。
三重県

【四日市市】これが工業都市・四日市の歓楽街だ!諏訪公園「西新地」界隈の街並み

近鉄四日市駅前には県庁所在地の津市を上回る三重県下最大らしい一大歓楽街が広がっている。飲食店が密集する「二番街」や「西新地」、そして如何わしい店が周囲に立ち並ぶ「諏訪公園」など見所多し。
香川県

【高松市】絶滅危惧種な昭和の空間!「琴電瓦町駅」裏・塩上町のアングラ旅館街

うどん県にやってくると「ことでん」こと高松琴平電気鉄道なるローカル鉄道があり、うどん県の首都である高松と金毘羅参りの琴平町、それに志度と長尾方面に向かう3つの路線が走っているのだが、それらの路線が一堂に会するのが「瓦町駅」。
香川県

これがうどん県の実力…高松・片原町駅前「パラダイス通り」とその周辺を歩く 

うどん県高松市には旧八重垣遊郭・城東町をはじめとして現役遊里がそこかしこに点在していて散策しがいのある都市だ。高松中央商店街のアーケードを通り抜けた先の片原町界隈までやってきた。
香川県

【萬民快樂】うどん県なのに泡の国!高松港近くの怪しい半島、高松市城東町「旧八重垣遊郭」を歩く(2013年)

当記事は2013年1月から「新日本DEEP案内」に掲載されていた「香川県高松市城東町・旧八重垣遊郭」のレポート記事を加筆修正の上、諸般の事情により有料化したものです。本文は執筆時点での古い情報となっており、加えて掲載している写真については2...
北海道

旭川アンダーグラウンド横丁「稲荷小路」を歩く

北海道には売防法施行後の現代日本においても戦後の赤線地帯を彷彿とさせるスナック街が何箇所か残っている。それは移民の地である北海道ならではの貧しさがもたらした結果であろうか、盛り場の外れに取り残されたような札幌のカネマツ会館や函館のセキセンな...
高知県

陽暉楼があった土佐随一の遊郭が今では…高知市「玉水新地」を歩く

高知市の中心市街地があるはりまや橋から土佐電鉄の路面電車に乗って2キロ程西に行った場所にかつて遊郭として栄えた「玉水新地」の名残りを残す一画がある。現在の地名では高知市玉水町。最寄りの電停は「上町五丁目」か「旭町一丁目」でどうぞ。
愛知県

名古屋の遊郭跡は中村だけやあらせん、尾頭橋「八幡園」もあるでよ 

名古屋の遊郭跡と言えば中村遊郭(名楽園)がまず筆頭に挙がるが、特に名古屋周辺の色街には「○○園」とついた場所が数多く存在しており、戦後は赤線地帯になりながらも売防法施行以後は消えていった訳なのだが、名古屋駅から東海道線でひと駅目の尾頭橋駅近...
岐阜県

【金津園の近くです】岐阜市花園町・戦後の赤線地帯「国際園」跡を歩く

岐阜の遊里と言えば金津園の存在を外す事は出来ず、元々金津遊郭があった西柳ヶ瀬も含めて岐阜の盛り場として今なお現役なのだが、一方で岐阜市には戦後のドサクサで出来た私娼窟もあった。その内の一つである「国際園」は当初岐阜市街地のど真ん中にある金神...
群馬県

未開の地グンマーの激寂れ商店街「高崎中央銀座」と色街・柳川町の廃れた路地裏

東京・新宿から湘南新宿ラインで乗り換えなしで行けてしまう群馬県。ネット上ではさも未開の地であるかの如くネタにされる土地だが実際には都心から2時間、上越新幹線ならわずか50分。そんな群馬の交通の要衝となっているのが高崎市。
茨城県

【納豆風呂】茨城県の県庁所在地にある廃れた色街「水戸市天王町」を歩く

水戸市の中心市街地・天王町、そこは茨城県屈指の色街であり、かつては「大工町三業地」なる元花街の成れの果ての姿だった。昭和41(1966)年の風営法改正を契機にそれまでの待合が相次いで特殊なお風呂屋さんに鞍替えして出来た新興の色街。
熊本県

【肥後もっこす】熊本市の中心市街地に裏名所アリ「中央街」を歩く【くまモンモン】

九州新幹線全通によってこれまでよりググッと近くなった南九州。熊本や鹿児島方面は新幹線効果で観光客が増えているようで地元にとっては何よりな訳であるが当然表の観光名所もあれば裏もある。この街には裏名所としてあまりに有名な、全国の出張リーマン親父...
広島県

【広島市】昭和の原風景が残る元赤線地帯!広島市中区「旧東遊郭」を歩く

広島の夜の盛り場・流川や薬研堀に程近い中区弥生町、西平塚町あたりは戦前の遊郭、戦後の赤線地帯だった。戦前は軍都として栄えた広島市内には西遊郭と東遊郭があり、さらに有名な世界遺産の観光地である宮島にもあったのだが、このへんはかつての東遊郭にあ...
福岡県

石炭積出港だった北九州「若松」の寂れた街並み、連歌町遊郭跡と赤線跡を求めて

かつてあった5つの市が合併して出来た北九州市の中でも「若松区」という場所は戸畑から洞海湾を挟んだ反対側の若松半島の先っちょに中心市街地があり、ここはかつて筑豊から運ばれてきた石炭の積出港として大いに栄えた街だった。 石炭積出港だった北九州「...
山梨県

富士吉田の元赤線地帯らしい「新世界通り」がとんでもない廃れっぷりだった

まるで街並みそのものがリアル昭和レトロ博物館状態となっている山梨県富士吉田市の月江寺界隈の旧市街地だが、ただ単に古い町並みが残っているだけではない。赤線地帯の建築物や怪しげな路地裏風景も残されているのである。
山梨県

富士山麓の街「富士吉田」月江寺界隈の街並みが激しく昭和過ぎて悶絶した

一応ながら東京100キロ圏内に位置する山梨県富士吉田市は富士山麓の標高700メートルの高原地帯に開けた県内第二位の都市で、古くから富士講の参拝者で賑わった街である。東京からも近く、新宿から中央線経由富士急行で2時間少々で来れてしまう。
青森県

みちのく・青森県弘前市の激裏地帯!「紙漉町」の怪しい旅館街

以前当取材班は福岡県久留米市花畑にある「ちょんの間」営業をしていると噂される怪しい旅館街を眺めに行って鼻息荒く観察してきた訳だがどうやらそういう営業をしている街が東北地方にも存在するらしい。それがみちのくの城下町、青森県弘前市である。