札幌一の「狸小路商店街」がDQN仕様でクラクラ来ました。まさに試される大地!

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今度は札幌駅前通に近い三丁目、四丁目付近を見て回る事にする。テレビ塔や二条市場などがあり観光臭漂う東側とは打って変わってこちらの方が土着臭が凄い。狸小路の本領発揮はこれからだ。

札幌駅前通に面した狸小路三丁目の入口あたりは昼間っからカオス過ぎる。アーケードから吊るされた夏祭りの飾り物がド派手なのも凄いが、それ以上に気になるのがドンキホーテを誘蛾灯に集まる地元の若い連中。ヤンキー率高いっすね。

昼間っから変装した妖怪みたいな若い子がカラオケの客引きをやっていたりして何ともアレな雰囲気です。昼でこの勢いじゃ夜中とかどうなるんだろう。

日本全国くまなく街のDQN化に貢献している優良企業ドンキホーテの店舗がこの一等地にデデーンと店を構えている。ドンキホーテの前が不思議とヤンキーの溜まり場と化す法則は北海道でも東京大阪でも変わらない。

北海道自体土地勘がない内地の人間にとっては、札幌に知人でも居ない限りなかなかこの街の事情を知るきっかけがないし、逆にまた札幌市民も内向き志向が強く、道外はともかく札幌から外に出る事すらなく北海道内で人生が完結してしまうという人間が非常に多いそうだ。

札幌駅前通の地下をぶち抜く地下街「ポールタウン」の入口エスカレーター。ここを通れば外に出ず狸小路の東西を往来する事も出来る。

冬の寒さが厳しい札幌ならではで地下街がやたら発達しているのも特徴。物理的にも外に出たがらないのが札幌市民なので地下街は実に理にかなっている。札幌駅からすすきのまでは一歩も外に出ずに地下から歩いて来れます。地下街は軒並みおしゃれゾーンになっていて客層が狸小路と全く違うのも笑える。

狸小路三丁目あたりはドンキホーテはともかくDQNな方々に照準を合わせたかのような店舗構成が目立つ。ゲーセンでもペットショップでも揃って巨大でド派手な看板を掲げているのが特徴だ。イメージ的には大阪の千日前あたりに近い。

札幌駅前通を渡った西側の四丁目に入るとパチンコ屋ばっかりとなる。大阪と肩を並べる生活保護率の高さを誇る北海道の貧民もやる事がないとパチンコしか娯楽がないのか知らんがどの店も1パチ5スロの看板を掲げていてお金のない暇人を囲い込もうと必死だ。

しかも全国展開しているチェーン系のパチンコ屋ばかりで真新しい店舗が多いのが狸小路の特徴。老舗商店がバタバタ潰れてこんな風になったのはここ数年の事らしい。

そういう部分を見ないでおくと非常に綺麗なアーケード街なのだが、道端で客引きしている怪しい黒人もいるわ貧乏臭いオッサンがベンチにうずくまってるわしてるのを見ると繁栄しているように見える街も化けの皮が剥がれたかのようだ。狸小路だけに。

ギャンブルにのめり込んでお金が無くなったらプロミスのサービスプラザに相談出来るから便利だね!っていうかサラ金なのになんでこんなに立派な店構えてんだ。こんなの東京でも見た事ありませんぜ。

明治初期からの歴史ある商店街とは想像出来ないくらいにDQNな店舗で埋め尽くされた札幌最大のアーケード街、のっけから試される大地の現実を思い知らされる訳だが一方ではこんな個性的過ぎる老舗商店も残っている。札幌狸小路の文化遺産、中川ライター店さんです。

「喫煙具 装身具 卸小売中川商店」の看板が激しくレトロ。普通のタバコ屋だと思ったら違う、プラモとか軍服とかやたらマニアックなミリタリーグッズが置かれているカオスなお店。明治35(1902)年開業という事なので看板もその当時のままか。

ここ趣味的にかなり怪しいんですが大丈夫でしょうか(笑)ユダヤ人が見たら卒倒しそうなハーケンクロイツの腕章まで表のショーウィンドウに堂々と置いているあたりが凄い。

おしなべてパチンコ屋だらけのDQN仕様全開となっているのが狸小路三、四丁目付近の特徴だ。隣の五丁目にも場外馬券場のウインズ札幌まであって、さながらギャンブルストリートと化している札幌スタンダード繁華街の実情。

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参考ページ
狸小路ソング(昭和前期~後期の画像つき)


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。

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