香川県

【高松市】うどん県の表の顔と裏の顔…高松三越裏・昭和の盛り場「浮世小路」と呼ばれた一角

琴電片原町駅西側に残る戦後の赤線地帯「パラダイス通り」の残滓を見て路地裏の壮絶な佇まいにすっかり鼻息が荒くなってしまった我々取材班、ふと目にした古い地図看板に目が止まり、フェリー通り西側から高松三越がある一帯までもが胡散臭そうなのでついでに...
香川県

これがうどん県の実力…高松・片原町駅前「パラダイス通り」とその周辺を歩く 

うどん県高松市には旧八重垣遊郭・城東町をはじめとして現役遊里がそこかしこに点在していて散策しがいのある都市だ。高松中央商店街のアーケードを通り抜けた先の片原町界隈までやってきた。
香川県

【萬民快樂】うどん県なのに泡の国!高松港近くの怪しい半島、高松市城東町「旧八重垣遊郭」を歩く(2013年)

当記事は2013年1月から「新日本DEEP案内」に掲載されていた「香川県高松市城東町・旧八重垣遊郭」のレポート記事を加筆修正の上、諸般の事情により有料化したものです。本文は執筆時点での古い情報となっており、加えて掲載している写真については2...
熊本県

【熊本市】浮気封じのご利益がある「弓削神宮」に底なしの人間の情念を見た

熊本に実在する「浮気封じ」の御利益があるという随分アレな曰くのついた神社を訪問した。
鹿児島県

鹿児島新港前、本土最南端のコリアンバラック集落「鹿児島市城南町」を歩く 

大阪の樋之口町、京都府宇治市のウトロ、伊丹中村、川崎の池上町や戸手四丁目…今でも「戦後」の面影を強烈に漂わせる、在日コリアンの末裔が住むバラック集落…それが本土最南端の鹿児島にも存在すると聞いて、鹿児島市城南町という場所にやってきた。そこは...
鹿児島県

リトル奄美・琉球「鹿児島市三和町」界隈を歩く (2)

奄美大島や沖縄出身者が多く暮らしているという鹿児島市三和町にやってきた。そこは現在も昭和の下町がそのまま放置されたような寂れた風情が残る一画であった。 1970年代まで三和町に隣接する鴨池新町付近に旧鹿児島空港があった。その空港跡地は現在「...
鹿児島県

リトル奄美・琉球「鹿児島市三和町」界隈を歩く (1)

南国鹿児島と言えばかつての薩摩藩の存在が真っ先に思い浮かぶ訳だが現在の鹿児島県も本土から大きく離れた奄美諸島までも県土に入っていたり随分広大である。そしてどこの土地にも差別というものが存在するのだが、鹿児島においても奄美など離島出身者は差別...
岐阜県

美濃焼生産地・多治見市広小路「西ヶ原遊郭」の痕跡を求めて 

岐阜県と一言で言えども岐阜市周辺と西濃・中濃・東濃・飛騨と随分地域が広大で生活圏も文化圏も全然違う訳だが、とりわけ東濃と呼ばれる地域は名古屋から中央線で行く時点で岐阜市とは生活圏も別で、奈良時代の昔から美濃焼の生産地として今も窯業が盛んでも...
北海道

これぞバブルの遺産!北海道に君臨していた巨大レジャーランド「旧北の京・芦別」と北海道大観音 

<※注意>このページで紹介されている「北の京・芦別」レポートは2011年7月の訪問時のものです。2012年8月に所有会社が代わり「ライフステージホテル天都」という名称で再オープンしましたが、2013年8月には撤退。現在は宗教法人「天徳育成会...
北海道

別海町・野付半島先端部の幻の町「キラク」伝説

北方領土・国後島を眼前に控える北海道の東の果ての根室海峡を地図上で見るとオホーツク海に向けてビヨ~ンと伸びた不思議な地形が見える。総延長28キロもある日本最大級の砂嘴で、半島の根元は標津町だが、先端の4分の3は別海町の飛び地である。
北海道

旭川アンダーグラウンド横丁「稲荷小路」を歩く

北海道には売防法施行後の現代日本においても戦後の赤線地帯を彷彿とさせるスナック街が何箇所か残っている。それは移民の地である北海道ならではの貧しさがもたらした結果であろうか、盛り場の外れに取り残されたような札幌のカネマツ会館や函館のセキセンな...
北海道

【大豊作】試される大地の廃墟ホテル…旭川市「ホテルのうきょう」を見に来た【不作】

寒波吹きすさぶ中での厳しい冬の中「試される大地」に暮らす道民の皆様いかがお過ごしでしょうか。今回やってきたのは北海道旭川市。道央屈指の大都会でもあるが冬の最低気温が氷点下20度以下になる極寒の地でもある。
島根県

【松江市】島根県随一の温泉郷・玉造温泉と「珍宝石さん」を見に来た

普段めったに見向きもしない山陰地方だったが鳥取県の米子や境港などを回る機会があり、そのついでに島根県側に回って玉造温泉という場所まで寄る事になった。山陰地方では皆生温泉や三朝温泉と肩を並べる有名な温泉地である。
高知県

陽暉楼があった土佐随一の遊郭が今では…高知市「玉水新地」を歩く

高知市の中心市街地があるはりまや橋から土佐電鉄の路面電車に乗って2キロ程西に行った場所にかつて遊郭として栄えた「玉水新地」の名残りを残す一画がある。現在の地名では高知市玉水町。最寄りの電停は「上町五丁目」か「旭町一丁目」でどうぞ。
高知県

高知が誇る唯一無二のセルフビルド建築「沢田マンション」に泊まってきた 

東日本大震災の被害などでも思い知らされたように日本が地震国家で昨今の耐震偽装事件で知られる某姉歯物件などを見てもマンション業界やデベロッパーへの不信感が際立つ今日この頃ですが、四国の高知には建築基準法を無視して一個人が自分の脳内設計図だけで...
愛知県

名古屋の遊郭跡は中村だけやあらせん、尾頭橋「八幡園」もあるでよ 

名古屋の遊郭跡と言えば中村遊郭(名楽園)がまず筆頭に挙がるが、特に名古屋周辺の色街には「○○園」とついた場所が数多く存在しており、戦後は赤線地帯になりながらも売防法施行以後は消えていった訳なのだが、名古屋駅から東海道線でひと駅目の尾頭橋駅近...
三重県

【ほっこり○○島】三重県志摩市「渡鹿野島」の可愛いブイアートとわたかの園地

何かと怪しげなイメージしか沸かない三重県志摩市の「渡鹿野島」だが、島には270人もの住民が暮らしていて、小学校こそ無いものの、島の中には廃墟になった保育所もあるように、高齢化する島で今でも子供が生活している事が考えられるわけで。
三重県

【○○島】無残な廃墟の島と化していた、三重県志摩市「渡鹿野島」の現状(2012年)

2008年に初めて渡鹿野島に訪問してから4年、遊郭の島として江戸時代からの歴史を歩んできたこの島の「伝統産業」もすっかり影を潜め、島の盛り場の夜も寂しい限りの姿を見せていた。
三重県

売春島から観光の島へ…三重県志摩市「渡鹿野島」上陸記(2012年)

三重県志摩市にある渡鹿野島は江戸時代から大坂と江戸を行き来する菱垣廻船の風待ち港として栄え、はしりがね(把針兼)と呼ばれた遊女が船乗り達の相手をしていた。その歴史が戦後にまで受け継がれ、売防法施行後も長らく「売春島」の異名で全国のスケベ男ど...
岐阜県

【金津園の近くです】岐阜市花園町・戦後の赤線地帯「国際園」跡を歩く

岐阜の遊里と言えば金津園の存在を外す事は出来ず、元々金津遊郭があった西柳ヶ瀬も含めて岐阜の盛り場として今なお現役なのだが、一方で岐阜市には戦後のドサクサで出来た私娼窟もあった。その内の一つである「国際園」は当初岐阜市街地のど真ん中にある金神...