はるか、ノスタルジィの街「小樽」を歩き回ってきました

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小樽は北海道有数の観光都市であり市内には観光客がバスで乗り付けてお土産を買ったりそぞろ歩きする為のイカニモ観光地的な場所が何箇所かある。ガラス工芸品や土産物を扱う店が立ち並ぶ堺町通りもそのうちの一つだ。

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小樽オルゴール堂の建物がある交差点は「メルヘン交差点」というお花畑な名前が付けられて観光客の皆様が記念撮影に躍起になっている。本来こうしたメジャーな観光名所は当取材班の管轄外だが、色々とツッコミどころがあるので一応散策してみる事にする。

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観光名所になっている堺町通りから小樽運河までの間には明治期に建設された石造りやレンガ造りの耐火建築がゴロゴロ残っていて、その多くはもっぱら観光客向けの施設になっている。

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朝っぱらに来たのでそれほど人混みは見当たらないものの、日中は観光バスで人が大勢押し寄せてくるのでまるで原宿か旧軽銀座のようなノリになる。

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かつては内地や樺太への船便の出発地でもあった小樽の発展の歴史は「敗戦」によって決定づけられてしまったのだから観光業で生き残るしかない訳だが、それにしてもこれほどイカニモ観光地的な空間はない。しまいには人力車まで出てきましたよ。

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明治大正期の小樽の繁栄を示す街並みとして観光ルートの定番になっているが、せっかくのレトロな建物の多くが俗っぽい土産物屋に化けていたりして、いささか興醒めしてしまう。

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しかし中には潰れてしまい「売物件」の看板が挙がる飲食店跡も見られる。

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堺町通りで土産物を買ってガラス工芸品やオルゴールなんぞを見ながらそぞろ歩きして、その先の寿司屋通りで寿司を食って小樽運河を眺めて、というのが定番コースになっている訳で、ひたすら観光客を囲い込む為の店しかない。

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退屈過ぎて既に欠伸が止まらない我々取材班なのだが、そんな堺町通りに一軒の土産物屋を見つけた。山吹商店。まあ、朝が早かったので店はまだ閉まったままだったのだが…

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山吹商店の店先には大量の「まりもっこり」人形が吊り下げられている。観光地エロ土産の定番と化した例のアレである。その正体は擬人化された阿寒湖のマリモ。もちろん北海道生まれ。

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山吹商店では「まりもっこり」の発売元(株式会社キョーワ・札幌市)から許可を得た上で大々的にエロ土産を扱っている。下品丸出しっぷりでは突き抜けているが札幌狸小路やすすきのの街並みを見た後では驚きもない。北海道民って下ネタ好きなのねと感心するばかりだ。

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店頭には脱力系顔ハメ看板多数。パンツ一丁にティッシュ箱片手のドスケベアーは変態ならぬ「変熊」として北海道土産(いやげもの)の定番になりつつある。

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あとは北海道の形をした「おっぱいどー」もありますよ。道庁怒らんのかこれ。

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土産物屋だらけの堺町通りを過ぎるとその先には有名な小樽運河があり昼夜を問わず中国人だらけの賑やかさを見せる。っていうかなんで北海道ってどこもかしこも中国人観光客が多いのだろう。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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