基地の街・コザの激寂れアーケード街…沖縄市照屋「コザ銀天街」界隈を歩く 

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沖縄県 沖縄市

「銀天街」はかつての繁栄の象徴だった全蓋式アーケードもそのままに殆どの店がシャッターを降ろしたまま、さながらゴーストタウンのような光景を見せていた。開いている店もなければ人通りも殆どいない。トホホ具合が半端ない訳だが銀天街はこの短いアーケードだけが全てではなく、コザ十字路側の細い路地にも市場が密集している。

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わずかに残っていると思われる店はどれもマニアックである。米軍払い下げ品を売る「ユニオン商事」の看板はアメリカというよりもまるで中国の人民解放軍チックなセンスで謎だし。

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なぜだか爬虫類・両生類専門店があったり、一体どの層に需要があるのかよく分からない状況になっていた。店というよりは「爬虫類研究所」なんですね。

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あまつさえ爬虫類専門店の店内では特別展開催中らしく、店の前には張り紙が。沖縄の白ハブとハブの仲間が見られるとの事。結局素通りしちゃいましたが。

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アーケード街の脇から細い路地に向けて入っていくとそこにも市場が連なっていた。昔はアーケード街がこの路地にも張り巡らされていたそうだが、近年になって取り払われてしまった。

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で、こっち側も同様に救いようのないシャッター街なのだが、一軒だけ開いている店を発見した。初めてこの銀天街に来て生きている人間を目撃したぞ。

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野菜や果物に加えて日用品も数々取り揃えている古い個人商店。まだこの商店街は完全に死んではいない。

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だがその商店一軒を除くと他は軒並み廃業してしまっている。まったくもって酷い限りだ。

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他の地方都市のシャッター街と比べても沖縄市は別に過疎化している訳ではなくむしろ人口は増加している。客足が郊外型ショッピングセンターに流れているだけである。

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アーケードが取り払われた後の銀天街の路地裏市場。真上から太陽の光は当たるようにはなったが、潰れた店の廃墟同然の建物に挟まれた谷底からの景色は、やはり「暗い」の一言。

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閉まったままのシャッターは所々地元のDQNの落書きキャンバスと化している。どこを見回してもこんな感じだからせつないったらありゃしない。

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営業を辞めてしまった店舗の建物を改装して普通の一般住居となった物件もあり。元は何の店だったか、それすらも判別不能な段階になってしまっていた。

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…下手すると商店街の廃墟を探索するレポートになってしまいそうな銀天街の風景だが、これでもまだ残っている店がいくつかあった。その辺も巡っておきたいので、もう少しレポートは続く。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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