タコライス発祥の地・金武町キャンプハンセン前!アメリカンな盛り場「金武町新開地」を歩く

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沖縄本島でも数少ない、米軍海兵隊による実弾射撃訓練が行われている極東最大規模の基地、キャンプ・ハンセンの正門ゲート前に広がるは戦後から米兵達の解放区として栄えた「金武町新開地」。

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今でも米軍基地はそのまま街に残っている一方で、かつての盛り場の様子はかなり寂れた感じになってしまっている。南北200メートル、東西500メートル程の歓楽街には戦後沖縄の歴史とチャンプルー文化が濃厚に刻まれている。

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フレンドシップ通りに沿って歩くと歓楽街のほぼ中央に「金武アクティブパーク」と書かれた広場があり、その一角には金武町新開地の案内図が置かれている。周囲の建物の古さに反して、最近作られたせいかやたら目新しい看板だ。

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その看板の右上に「タコライス発祥の地」と明示されている。タコライスは今でこそ東京辺りでも沖縄ブームだかの影響か知らんが変なカフェ飯屋なんぞに普通に置いていたりするので別に「たこ飯」と誤解したりせず珍しいものでもなくなったが、発祥はここ金武町新開地。米軍経由で沖縄に根付いた料理である。

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「元祖タコライス発祥の店」とはっきり書かれた、基地ゲート近くの「パーラー千里」。ここが確かに発祥の店らしいが、金武町新開地には他にもキングタコスという店があって、そっちも元祖タコライスを名乗っている。

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金武町新開地のど真ん中に位置する広場は新しい割に何だか殺風景な感じだが、おかげで周囲の街並みがよく見渡せる。

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広場の向こうからも米兵相手にしたバーなどの独特な建物が見渡せる。肝心の米兵の姿はどこにもありませんが。

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フレンドシップ通り沿いのバー。いかにもアメリカンなセンスの外観が個性的。「POOL」と書かれているのは屋内プールではなくビリヤードだ。念のために。

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全然人っ子ひとりいねえよ、といった感じだが実はこのすぐ右側に酔っ払いの兄ちゃんがぶっ倒れていた。ある意味平和っちゃ平和なのかも知れませんな。

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本土ではせいぜい横須賀くらいでしか見れないであろう「日本のアメリカ」を地で行く特殊歓楽街。やっぱり昼夜両方みたいのが人情ってやつだが、限られた時間の中ではやれる事も少ない。また次の機会だな。

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なんだかやれた外観の店舗。タコがたこ焼きを吐き出していたりレトロサイケ風味な謎のイラストが気になる。タコライスじゃなくてたこ焼き出してますのん?営業時間は18:00~2:00まで。やっぱ夜型だ。

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かなりの数の店舗がある訳だが、もちろん米兵相手なので支払いはドル払いがデフォルト。ミックスドリンク$1.50。最近の円高傾向から見たら滅茶苦茶安くないか?

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沢山の米兵向けバーやクラブが並んでいるが、広場に面した一帯に限ってはまだまだ現役の店も多く、外壁が新しく塗り替えられていたりしている。それにしても色遣いがド派手だなあ。

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…と思ったらこんなレトロで古臭さ全開なクラブもございます。伊達に戦後65年やってきてません。新旧入り乱れる金武町新開地の街並みは旅行者を飽きさせない。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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