謎の「ありがとう教」とは…愛知県犬山のオカルトメルヘン系珍スポ!竹田製菓「お菓子の城」

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ここから先はお菓子の城本館を抜けて「お菓子の散歩道」へと続く。建物全体が少し時代の流れに取り残された感はあるがファンタジックでメルヘンな世界は終わる事がない。すなわちエンドレスワールド。

その先はクッキー作り体験コーナーのフロアと、お菓子の城が誇るシュガーアートの数々が展示される博物館「スィートビレッジ」へと続く道とに分岐していた。ひとまず我々は右へ進んだ。

過去には観光バスで乗り付けてきて来客も多かったと言われるお菓子の城だが、昔は工場見学ができたという話があったのに現在では見学そのものを行っていない。非常に残念。通路からは、恐らく工場の生産ラインに使われていたであろう天井の高い吹き抜けのフロアの下でクッキー作りに励む客の姿を遠巻きに見る事ができる。

やけにお菓子作り体験コーナーがだだっ広く取られているが、連休中にも関わらず客の入りはこんな感じ…ということで普段はもっと寂しい事になっているのだろうと想像してしまう。

確かに私も名古屋近郊に長年住んでいたものの竹田製菓の製品がスーパーに出回っているのをあまり見た覚えがないような…それでも社長はかなりの資産家なので大丈夫なのかも知れないが。

通路の途中にはお菓子の城の名物・スイートポテトのポスターが。おおよそ20年以上前のセンスを感じるが、やはりリニューアルされている形跡は見当たらない。新製品の開発もあまり盛んではないのだろうか。

ひたすら長い廊下を歩いていく訳だが我々以外に人影が全くないというのはどういうことやねんと。

廊下を右に折れたあたりで、なにやら幼稚園児の子供と思しき声で「ありがとう」の大合唱が密かに聞こえてくる。

しかも何度も何度も繰り返して…

ありがとうありがとうありがとうありがとう

…子供の姿がない所を見ると、エンドレステープだろうか。しばらく不思議に思って耳を澄ませて聞いてみたが、薄ら寒くなって鳥肌が立った。これは聴覚に与える何らかのサブリミナル効果の一種なのか。

不気味な「ありがとう」の洗礼を受けた後に現れるのは砂糖で作られた凱旋門。

「世界を結ぶおかし博覧会」などと書かれているではないか。

そこにはエジプトのスフィンクスはじめ世界各国にある数々の世界遺産が再現されたシュガーアートの数々が展示されている。これは凄い。

他にもインドのタージ・マハルやギリシャのパルテノン神殿、スペインのセゴビア城などもある。恐るべしシュガーアート職人…これ、製作時間にどれだけ費やしたんでしょうねぇ。

他にも、永遠の未完成品などと言われるガウディのサグラダ・ファミリアまでも…他にも沢山あるのだがここに逐一載せるのも宜しくない。後のお楽しみということで実物を見たければ愛知まで行って見てきてください。

世界遺産だけではなく世界の果物コーナーや世界のお菓子コーナーもある。言うなればシュガーアート版リトルワールドか。同じ犬山市にあるし。

こういう展示を見ると2005年の愛知万博を思い出す訳であるが、当取材班の身の回りで行った事のある人間が非常に少ない。やっぱり全国的に愛知はマイナーなエリアなんだろうか。かなりネタ豊富だと思うんですが…なんてことを考えながら次の展示へ進むと…

タイミングよく「あいちじまん」コーナーが現れた(笑)

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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