【信州の羊肉食文化】長野県伊那市へ「ローメン」を訪ねて三千里、いや萬里

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伊那市の中心市街地、通り町商店街から小沢川に架かる伊那橋を渡った先は入舟町。この付近は伊那市における商業の中心地となる。伊那と言えば高遠藩だが、高遠城のあった場所はここから車で国道361号線を東に15分程の位置にある。

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入舟町側はアーケード街がさらに古めかしくなって雰囲気がさらに地方都市っぽくなる。さらにこの商店街の裏側にはJR飯田線が並行して走っている。

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国道361号と交わる坂下入舟交差点。ここから西側は木曽路へ至る権兵衛街道。ローメンの「萬里」はここを東へ。

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少し歩くと飯田線の線路が早速現れる。もちろん言うまでもなく単線な訳だが、このか細い線路が豊橋くんだりからグネグネと秘境地帯を縫ってこの街を通り過ぎて中央本線の辰野駅まで通じているのだ。

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飯田線は現在も秘境伊那谷の貴重な交通手段として、学生や老人の足に活躍中。そういえば飯田線には乗った事がなかった。

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滅多に遮断機が降りそうにない踏切を渡る。国道の向かいに建つボロい3階建てビルがやけに気になった。

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サパースナック・スリーナインと書かれた店の看板が2階部分を埋め尽くしている。そこには明らかにフ◯田マスオさん・サザエさん夫妻と思われる姿が。似てなさすぎで笑える。カツオとワカメとタラちゃんはおうちで留守番なのか。

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アーケード沿いに何軒か飲食店が並んでいるが、なぜか韓国居酒屋などがあったりする。違う違う。ソウルじゃなくてソウルフードが食べたいニダ。

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踏切から南へ入る線路裏の路地も趣き深い。惜しむらくは限られた時間でローメンを食って分杭峠に急ぐ事だった。街並みをじっくり眺める余裕もなかった。

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小沢川の向こう岸にこれまた物凄いオンボロ木造建築が残っていたので何だあれはと思ったら、クロネコという蕎麦屋だった。昭和初期の建築で、当初はカフェーだったらしい。

暖簾を掲げているということはあれで現役だという事。店内も傾いてて今にもヤバイと地元では評判も高いそうだが、実に惜しい。今食いたいのはローメンなのだ。

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こちらの川沿いにもスナックなどが入る怪しげな雑居ビルやボロ家が目立つ。きっと伊那市における盛り場なんでしょうな。しかし趣きは廃墟同然…

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「ラウンジ」とだけ書かれた殺風景なスナックの玄関口、その先には二階に続く階段が伸びているが、その下には猫の餌が入った皿が置かれたままになっていた。このへんでは人間様よりも猫のお客さんの方が多いようです。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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