茨城の田園地帯にある謎の宇宙基地!孤高の家電修理業者「ケネディー電気」が凄過ぎる

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稲敷郡 ケネディー電気

変なオブジェがあるなあと思ったら、廃家電にマジックペンでご主人の信念と人生訓が唐突に書かれていたりするのでいちいち見逃せない。女の幸せ!守レとあるが「マザコンの男とはけっこんするなよ?そうだよね?」と同意を求められてしまいました。ともかくご主人、女性に対するこだわりが並大抵ではございません。

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家電ばかりかと思ったらそうでもなく、何だかよくわからないMADなデ○ズニーキャラの人形まで置かれているし意味不明。ここは大人の夢の国です。

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冷蔵庫を改造して物置きに使ったり色々器用に仕事をこなすご主人。扉を開けてもらったら、その中には仕事道具が入ってました。「会津のケネディ」を自称するご主人、河原田社長は福島県南会津町(旧伊南村)のご出身。海上自衛隊の航空隊でパイロットをやっていた事もあって、弟もパイロットで実家のある南会津でヘリコプターを飛ばしているとか何とか。飛行機やロケット好きなのはそのへんの事情から来てるのかしらね。昭和22(1947)年生まれというので、現在66歳。

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冷蔵庫は音響装置に化けたり郵便ポストに化けたり様々な変貌を遂げている。しかし「開発は三秒」って…さあ君はケネディー電気特製・魔改造冷蔵庫を何種類見つけられるかな?

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ともかくケネディー電気に一度お邪魔をしたらご主人の底なしのテンションに付いていくのが大変で、まあ色々覚悟が必要なのはそのへんの事も踏まえて、という事になる。結局我々は日が暮れる直前、合計3時間も居着いてしまった。でもご主人のキャラが濃すぎて夢中になる事請け合い。昭和を生きてきた男って根本的な生命力が全く違うと思わされるのね。本当に。

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ちなみに河原田社長が「会津のケネディ」を自称しているのも、キューバ危機を回避し優秀な決断力を発揮したアメリカのケネディ元大統領から来ている。自分には決断力がないから、ケネディの力が欲しいという願いが込められているのだ。21歳の時に店を開いて45年経っている。その腕前は只者ではない。

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廃材を組み立ててガラス張りの小屋まで作っちゃうご主人のDIYへのこだわりもまた延々と聞かされる事になる。物置小屋にしかなってないんですけどね。ポリシーとして「何でも自分で作ってしまう」という点だけは最も重要なポイントであろう。これだけ自作できるなんて紛れも無く決断力の結晶だろう。

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そんな物置小屋の中にも容赦なく案内された。かなりボロボロになった格言集が壁にべったり。格言というか単にそういう意味しか成していない気がしなくもないが、相変わらずご主人の熱弁が止まらない。

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「発明・開発にまよったら女を求め女の力をかりなさい」やはりここにも女性に対するこだわりが見られる。結構今でも現役でバリバリ遊んでそうだなあ…

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続いて河原田社長の仕事場にもお邪魔させて頂いた。周囲に置かれている家電の類をよく見れば、どれも一昔前のものと思われるビデオデッキや音響機器などがずらり。ご主人が言うにはこうだ。「最近の家電は全部メイド・イン・チャイナ。安物ばかりで、修理を前提に作られておらず部品の交換もできずすぐ壊れる。だが昔のメイド・イン・ジャパンの家電はそうではなかった。値段が高いが一生使えるように設計されていた。日本の家電を巡る近年の状況は嘆かわしい」と。家電は何故か聴診器を当てて診るスタイル。お医者さんみたい。

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そんな大真面目な会話を聞きながら視線を上にやると…何やら女性の顔写真やらヌード写真がこれでもかと目のつく所に張り出されている。「修理はまじめに、女はていねいにしなさいよ」「修理とS○Xは同じ」だとか書いてあるの。ご主人の女性へのこだわり…これも全て「仕事のため、女性を見るとどんな時でもくじけずに働ける」というのだ。奥さんどう思ってるのか知らんけど、色々とスケベ心が凄い。

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とてもそのままではお見せできないが、修理の際には重要な検査を行う為に使われている女性の写真。この女性は誰かと聞いたら「タイパブで遊んできた時の姉ちゃんの写真だ」とご主人。何故時計に貼り付けているのか謎すぎるが、奥さん大丈夫なのかよ。パチンコ屋などに使われている高性能の防犯カメラを修理する時、この写真を拡大して「毛穴まで見えたら合格」という明確な審査基準まであるというのだから、参りました…

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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