未開の地グンマーの激寂れ商店街「高崎中央銀座」と色街・柳川町の廃れた路地裏 (全4ページ)

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東京・新宿から湘南新宿ラインで乗り換えなしで行けてしまう群馬県。ネット上ではさも未開の地であるかの如くネタにされる土地だが実際には都心から2時間、上越新幹線ならわずか50分。そんな群馬の交通の要衝となっているのが高崎市。

湘南新宿ラインと名が付いているのに埼玉や群馬まで行ってしまう訳で実際には「湘南新宿大宮高崎ラインだろ」と思う訳だが存在がダサいから端折られたのだろうかと邪推していたらいつの間にか高崎駅に着いていた。土地勘がないのでここが群馬の中心かと思っていたら県庁所在地は高崎ではなく隣の前橋だった。実に紛らわしい。

今回高崎にやってきたのは、駅から1キロくらい西に外れた所にある「高崎中央銀座」周辺を散策したかったからだ。今では駅前の方が栄えていてこっち側は昭和の佇まいを残したまま街全体が沈み込んでいる。それに商店街に隣接する柳川町界隈が怪しいスナック街になっていてそのへんも見たかった訳だ。

高崎の中心市街地がこの辺りにあるのだが、群馬と言えばモータリゼーションがお盛んな土地、郊外のヤマダ電機やらカインズホームやら群馬産ロードサイド店舗が栄える一方で中心市街地は壊滅状態という地方都市の悲哀を見る事が出来る場所だ。

中央銀座の手前まではまだ中心市街地の体裁を留めていてそれなりに都会っぽさを見せている訳であるが人通りがやけに少ないのが気になる。

群馬を代表するデパート・スズラン百貨店高崎店の建物を見るととんかつ屋の元店長は今どうしているのかを思い出してしまう。果たしてとんかつに濃厚白濁タレをぶっかけるのは如何なものか。そんなアホな妄想を振り払って高崎中央銀座に向かいましょう。

高崎中央銀座は全長400メートル程の全蓋式アーケードを備えた商店街。アーケードは昭和53(1978)年頃完成したものだが、30年くらい前から徐々に街の郊外化が始まり人通りが見る見る減っていった。歯抜けになった店舗跡がコインパーキングになっていたり申し訳程度にラーメン屋が進出している程度で既にオワコン臭がきつい。

案の定シャッター街で、昭和の佇まいを残す商店の数々がいつしか廃業したまま放置プレイ。「元気です!中央ぎんざ」の垂れ幕が寒々しさに拍車を掛ける。どこが元気やねんと思う訳ですが気持ちだけでもそう思いたいもんですね。

宇都宮のオリオン通りもこんな感じでしたけどね。多分7割くらいの店が廃墟になっている。それこそヤマダ電機とかカインズホームが来るようになったら人通りが増えるかも知れんけどな(笑)

寂れた商店街に華を添えるかの如く必死で掲げられている幟や垂れ幕の数々。「お帰りなさい」とか言われてもここは天理ではないし。買い物客もいるにはいるが自家用車も転がせないような手押し車のご老人ばかり。これが群馬最大の都市の中心商店街か…

それでも昔ながらの個人商店が踏ん張っておられる。八百屋とか果物屋とか薬屋とか靴屋とか一応色んなお店が一通りは残っているみたいです。

昭和の商店街には昭和の大衆食堂という訳でレトロな佇まいを残す「レストラン三好」の店構えが渋いです。やはりとんかつが看板料理のようです。ぶっかけ店長ではなさそうなので安心して入れます。群馬は上州豚という銘柄があるくらいだし豚肉消費率が高い土地柄なのでそもそもとんかつ屋自体多い。

商店街の南側は寂れただけの佇まいなのだが柳川町に近づくにつれて何だか怪しげな店が増えてくる。如何わしげな看板を掲げるマッサージ店に韓国料理屋がちらほら。

ビルの入口に置かれたアーチ状の看板がとても昭和っぽい「焼肉朝鮮料理慶州苑」。高崎も結構多いんでしょうかね在日の人。「朝鮮飯店」というモロそのまんまな名前の韓国料理チェーン店も郊外にあるし。

店舗が解体されて歯抜けになった裏通りの雑居ビル。コンクリートブロック剥き出しの壁にはやはり怪しげなマッサージ屋の看板が…

アーケードを外れると側面にも中央銀座商店街の看板が掲げられていた。今となっては嘘のような没落ぶりだがかつては群馬県で最も栄えていたと言われる商店街。だって中央で銀座ですもんね。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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