杜の都「仙台市」仙台駅周辺の活気ある商店街と市場をひたすら練り歩いた (全4ページ)

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当取材班、これまで縁もゆかりもなかった東北地方のDEEPな街を発掘する為、新幹線に乗って杜の都仙台市まで訪れた。

東北最大の都市・仙台を訪れたのは実は初めての事で土地勘も何も分からなかった訳だが今回はあらゆる書籍を舐めるように見回して入念に下調べした上で訪れた。東京から東北新幹線で2時間で来られるので、距離感としては名古屋に行くのとそう変わらない。

仙台駅の改札を降りると土産物を片手に大勢の観光客がたむろしているのが見える。仙台周辺の観光と言えば日本三景の松島だったりする訳だが、仙台を起点にしてさらに東北各地を回る旅行者もいることだろうか、やたら活気に溢れている。
今回は我々取材班も仙台でレンタカーを借りて東北各地を早足で回っていく事とした。鉄道の旅が好きという立場の人間もいるにはいるが、電車が1時間に1本も来ないのがザラの東北の土地では短期間のうちに効率的に街を回る事ができないのだ。

仙台駅の構内にはいかにもな感じで牛タン屋ばかりが並ぶ「牛たん通り」という飲食店街がある。
仙台と言えば牛タン料理だとは舌がつる程言われている事だが、これも戦後の食糧難が生み出した食文化の一つである。戦後GHQがやってきて大量に牛肉が消費された中でも、牛の舌と尻尾は捨てられていた。これに目を付けて生まれた料理で、仙台名物の牛タン定食にはテールスープと麦飯がつきもの。
元から在日朝鮮人の多い関西や関東では牛の舌や尻尾が焼肉屋のメニューの一つになった訳だが、所変われば品変わるというものだ。

で、人通りの多い仙台駅の構内ということもあって、牛たん通りの店の前にはどれも長蛇の列。もっともらしい場所にもっともらしい店が並んでいるので致し方ない。対して、通りの奥にあるすし屋通りの店はどの店もガラガラ。

新幹線改札や牛たん通りがある3階から階段を降りると、在来線改札口のある1階だ。ここからは仙山線や仙石線、東北本線など各地へ向かう電車に乗れる。一応仙台周辺ではSuica対応になっているようで、見た目には東京のJR駅と何も変わらない。

駅の2階には待ち合わせ場所となっている巨大なステンドグラスが飾られた広場がある。よく見ると仙台名物の七夕飾りと伊達政宗の形になっている。巨大な駅だがどこか昭和の古臭さが垣間見える仙台駅の光景。

2階も変わらず人通りが激しい。地方都市は寂れる一方だとはよく聞く話だが仙台駅に限ってはそうでもないようだ。もっとも、東北の中でも仙台周辺に一極集中しているとも言えるのだが。

駅舎の外に出て西口周辺を眺めると東北最大の都会の光景を目にする事ができる。広大なペデストリアンデッキが張り巡らされていて、その下はバスターミナルとタクシー乗り場。駅の西方向に繁華街が広がっている。

北西方向を見ると、東北地方のローカルデパート・さくら野百貨店と、隣接して建つ巨大サラ金ビルが見える。駅の真ん前から俗っぽい建物がちらほら見えてあまり洗練された感じがしないのは地方都市ならでは。

一応地下鉄も存在している都会っぷりが東北最大の大都市と言われる仙台市の所以。JR駅とは少し離れた位置に地下鉄仙台駅がある。

JR駅とは打って変わって割と殺風景な地下鉄駅構内。京都の地下鉄と微妙に雰囲気が似てない事もない。

地下鉄の路線図を兼ねた運賃表を見ると、路線は南北線一本のみ。2015年に東西線が開通して2路線となる予定だそうで。ラッシュ時には5分に1本、それ以外にも7分に1本の間隔で電車が来る。やっぱりそこそこ都会なんだな。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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