伊豆市の山奥にそびえる巨大な黄金屋根の宗教建築「世界真光文明教団本部」の建物に圧倒される (全2ページ)

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戦後の日本には雨後の筍の如く様々な新興宗教団体が誕生してきたわけだが、日本各地にはそんな宗教団体が建てた凄まじい宗教建築の数々が人知れず存在している。それはいたって平凡平和に生きる日本人の想像のはるか斜め上を行く奇妙奇天烈な建築物である事も多い。

とりわけインパクトが強い宗教建築で知られる「世界真光文明教団」本部の建物を見たさにわざわざ熱海からレンタカーを借りてすっ飛ばしてきた。

伊豆半島の中ほど、静岡県伊豆市冷川、伊豆スカイラインが走る山中に世界真光文明教団の総本部がある。「手かざし」で知られる真光系諸教団の一つだ。

本部敷地は有料道路である伊豆スカイラインの道中にある。たまたま社会実験とやらで通行料200円で通れたが、普段は片道960円が必要となる。最寄りのインターチェンジは冷川ICである。

まず教団敷地に入ると広大な駐車場が現れる。およそ60万坪もあるという凄まじい広さだが、駐車場に止まっている車は殆どない。

年に数回行われる大祭の時期には全国各地からの信者(真光系教団では神組み手という)が一同に集まるというが、普段は物凄く閑散としている。

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広大な敷地の一番奥に、教団の本殿にあたる「主座世界総本山・主晃一大神宮」の建物が見える。ここからでもかなりの距離があるが、建物自体の存在感もあって、凄まじく現実離れをした造りだ。だからこそ信者にとっては世界唯一の聖地であるという説得力が生まれるのだが。

教団敷地は伊豆スカイラインを跨いだ反対側にも広がっている。その両側を結ぶ歩道橋が駐車場の前に整備されているのだ。

静岡県伊豆市

その橋の正面には真光系教団のシンボルマーク(御神紋)が付けられている。この後も同様のマークを教団施設各所で見かける事になるはずだ。

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橋の名前は「陽光橋」とある。しかし生憎の天気で陽の光どころか寒風吹きすさぶ中で我々以外の人間が誰も歩いていないという異様な状況。立派な歩道橋を作ったのに誰も使っていないなんてどこぞの大阪市の作った夢舞大橋みたいだな。

橋の欄干にも同じシンボルマークが描かれている。何かしら意味があると思うが詳しくはわからない。

陽光橋とやらを渡ると「ミロク殿」に通じる道に繋がる。

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その途中の橋にも、もっともらしく神護目橋と名づけられている。

少し丘の上を登った突き当たりに「ミロク殿」と呼ばれる建物があったが、外観からは何をする建物なのかが良く分からなかった。ここ中伊豆にある教団本部敷地には他にも教団関連の教育機関、専門学校、関連企業の一部が集中している。

あまり見る所もないので、本殿に続く道へと戻る事にした。

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世界真光文明教団本部の敷地へは入口が開放されたままになっているため別に信者でなくとも出入りが自由になっている。

しかし外部の人間が許可もなくウロウロしているのもあまり宜しくなさそうなので、一応見学者受付と案内が書かれた看板の通りに、本殿左手の「陽光会館」に向かう事にする。

本殿を正面に控えるロータリーの前に降り立つと、そこはまるでこの世のものとは思えない、ある意味神々しくも滑稽でパラダイスな空間が広がっていた。この場にいるとことごとく現実感がない。これだけのものをよく作れたなと驚くばかりだ。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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