北海道を代表する巨大繁華街!札幌市「すすきの」を歩く

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日本は東京に一極集中し過ぎている感じもするが北海道も札幌に一極集中し過ぎている。そして札幌の盛り場もまた「すすきの」一辺倒である。札幌に行った事もないような内地の人でも「すすきの」という地名と、とてつもない歓楽街であるという話くらいなら聞いた事があるくらいの場所だ。

札幌市 すすきの

すすきのへは札幌駅から地下鉄南北線で2つ目。地下街経由でも来られるが少々時間も掛かる。「すすきの」の地名は薄野ともススキノとも表記する。その地名の元は明治期にこの地に作られた「薄野遊郭」が始まりだ。狸小路の由来といい札幌の歴史ってソッチ方面から来たものが多い。男臭い屯田兵達が都市の基礎を作ったんだものしょうがないよね。

札幌市 すすきの

そんな北の最強歓楽街「すすきの」を一目見ようと我々取材班はこの地にやってきた。札幌駅前通をまっすぐ南に下るとそこがもう「すすきの」。札幌駅前通と月寒通が交差する通称「すすきの交差点」。ここから主に南側一帯が歓楽街になっている。

札幌市 すすきの

すすきの交差点角「すすきのビル」にある巨大なニッカウヰスキーのネオン看板はすすきののシンボル的存在。その上のキリンビールのネオン看板の方が目立っているが、すすきの交差点と言えばそれよりも何よりも「ニッカウヰスキーのヒゲおやじの看板」がシンボルなんだそうだ。

札幌市 すすきの

月寒通沿いにはサッポロビールにアサヒビール、宝焼酎「純」に鍛高譚、その他アルコール類の巨大看板が勢揃い、どれだけ道民は酒好きなんだよと思う訳だが、これを見たら「すすきのに来たなあ」となる訳だ。ビルの一面を占拠する巨大看板群は大阪道頓堀のそれを凌駕する。

札幌市 すすきの

夜ともなればすすきの交差点のネオンが派手過ぎて凄い事になる。これが北海道の本気。いかに看板が巨大過ぎるか、下にあるコンビニやら店舗の大きさと見比べれば分かる。

札幌市 すすきの

すすきのに来たらお決まりのラーメン横丁も見ていく事にする。すすきの交差点の南東角、南5条西3丁目にある。こちらが元祖で、一本北側の新ラーメン横丁は無関係らしい。札幌に来たら時計台やテレビ塔と並んで何も考えずに観光客がふらつきに来る場所だ。15軒のラーメン店が一堂に会する。

札幌市 すすきの

まあ観光客向けの場所なのでスルーかなと思ったが、元祖ラーメン横丁の入口付近にはご丁寧にラーメン横丁の歴史年表が展示されているのでこれを見て行かない訳にはいくまい。

札幌市 すすきの

ラーメン横丁の前身として戦後の昭和25(1950)年に発足した公楽ラーメン名店街があり、それが昭和44(1969)年に札幌冬季五輪開催に伴う道路拡張工事のため取り壊された後に作られたのが現在の元祖ラーメン横丁とある。

札幌市 すすきの

割と近代的なビルが目立つすすきのの歓楽街の中でも元祖ラーメン横丁の一本南側にある南6条西3丁目の「人情通り」の一角は急に小汚く古臭い路地裏にスナックが密集していて怪しい風情が残っている。

札幌市 すすきの

潰れた居酒屋の店や看板がそのままになった所もある人情通り。ガイドブック片手の観光客が行列を作っているラーメンけやきの店の脇を入るとこんなカオスな光景が。

札幌市 すすきの

廃墟化した飲食店ビル。スナックばかり5軒の看板が残っているが何故に「スナック岩手県」。そういえば北海道の街中ではビルの名前に「6・3」など数字がついている事が多い。この場合は南6条西3丁目だから、6・3。CMなどで店の住所を言う時なんかも「南6西3」という呼び方をする。こういうのって北海道独特。

札幌市 すすきの

そんな人情通りの中程に「ニュー公楽」といういかにも昭和で場末的なネーミングのスナックテナントビルがある。隠れ家的なスナックや小料理屋が入る2階建ての古びたビルだ。

札幌市 すすきの

中を覗くと狭い中央の通路に店の玄関が狭い間隔で並んでいてまるで独身者用マンションみたいな事になっている。それぞれの店に3坪程の小さな宇宙が広がっているのだろう。

札幌市 すすきの

すすきの名物、観光客がアホ程殺到しているジンギスカンの名店「だるま」。こちらは南5西4にあるだるま本店。ネットの憂国烈士各位はここは朝鮮総連がどうこう言うんですが確かにここは北海道だから「北の国」繋がりですが確かに旨いので文句は言えません。

札幌市 すすきの

そんなだるま本店前の路地もなかなかの胡散臭さを残している。目の前の通りは相変わらず客引きのボーイが多いし雰囲気もアレなのだが棲み分けなく健全と不健全が斑模様になったごった煮的な繁華街がすすきのという街なのだ。


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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