はるか、ノスタルジィの街「小樽」を歩き回ってきました (全6ページ)

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新千歳空港からJR北海道の快速エアポート号に乗り、札幌を素通りしてそのまま終点まで電車に乗り続けると、空港から1時間15分程度で小樽駅に辿り着く。

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まず北海道と言えば大都会札幌に目が向くが、北海道の開拓の歴史に目を向ければ鉄道が最初に通ったのも、北海道発展の基礎が作られたのもここ小樽市からであり、それゆえ今回の北海道訪問では札幌より先に小樽を訪れた次第である。

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小樽市は今でこそ人口13万人少々の小都市で、しかも過疎地域に指定されているような街だが観光資源的には札幌と肩を並べている。地元の道民よりも観光客の方がもしかして多いんじゃねえのかというような電車に乗って駅まで辿り着くと、改札に近い側の4番線ホームがいささかノスタルジック。

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小樽駅4番線ホームには昔の石原裕次郎の等身大パネルが置かれていて、ちょっとした記念撮影スポットになっている。通称裕次郎ホーム。

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本人が幼少期を小樽市で過ごした事がパネル設置のきっかけらしい。1978年の写真だからまだ若い裕次郎さんですね。実兄はずっと東京都知事やりながら長生きしておりますけれども。

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改札やホームの各所にレトロなランプ型の電燈が飾り付けられた小樽駅構内。北海道有数の観光都市らしい表情を見せている訳だが、いかにも観光客が行きそうな小樽運河や堺町通りはともかく、我々取材班が小樽に来た目的は人口10万超で「過疎地域指定」を受けている全国的にも珍しい都市の現状を見たかった為だ。

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一部改装工事中で微妙な佇まいだが小樽駅の駅舎自体も昭和9(1934)年築という随分なレトロ近代建築。しかも見た事のある駅舎だなあと思ったらなんと上野駅を模して作られている。

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観光客の多い鉄道はともかく道民はもっぱら移動に高速バスを使っているようで、小樽駅の真ん前には札幌行き高速バスがかなりの本数運行されている。札幌-小樽間は電車を使うと40分620円、高速バスの場合は50分590円。どちらもそんなに大差はない。

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駅前ロータリー付近はガラーンとした印象で、札幌の街の喧騒からすれば全く雰囲気が違う。しかしそんな街にまで幸福の科学が進出してきているという余念の無さは凄まじい。

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ひとまず駅前あたりで目ぼしいものはないか見回したら三角市場というのがあった。見た目にバラック風味で雰囲気良さげだと思い中に入る。土地や屋根の形が三角だから三角市場という名前になったというのも、ちょっと気になる。

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三角市場の中は緩やかな勾配のついた構造になっている。土地が三角とは平面的にか立体的にかは知らんがつまりそういう事かと勝手に納得。そこにいかにも観光客向けな魚屋や土産物屋、うに丼などを食わせる店が並んでいる。昔はそうでもなかったらしいが、今見てみると、札幌の二条市場みたいな観光地市場に徹しているようだ。

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三角市場はともかく場所が良すぎるので電車待ちの暇な時間を潰すには格好の場所である。見た目のオンボロ具合は期待が高かったんだけど、観光地臭が激しいと萎える。そもそも小樽はそういう街だから致し方ないが。

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小樽駅の駅舎を正面にこれまた観光地である小樽運河に掛けてまっすぐ一直線に伸びる中央通。観光客が溜まる事が多いが、昼夜を問わずやたら中国人ばかりが目立っている。北海道の至る所に中国人観光客が居るのだが一体何なんだろう。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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