沖縄県

本島北部

国頭郡本部町「伊豆味ドライブイン」 – うなぎが名物、店の天井を突き破る木、謎多きレストラン

沖縄本島北部の本部(もとぶ)半島と言えば「沖縄美ら海水族館」がある海洋博公園をはじめ今帰仁城、古宇利島などの観光名所が点在し、休日ともなると那覇方面から観光客が運転してくる「わ」ナンバーのレンタカーが大挙して押し寄せてくる土地だ。本部半島の...
沖縄離島

【尻から脂】絶海の孤島・南大東島唯一の集落「在所」で食べる幻の魚・インガンダルマの味【白マグロ】

我々取材班が「南大東島」に訪問した目的の一つは、此処でしか食べられない幻の魚「インガンダルマ」を口にすること。沖縄本島から360キロも離れた島へ渡るフェリーは数日に一度、しかも悪天候時は平気で運航スケジュールが数日単位で狂う。ただでさえ行く...
沖縄離島

【絶海の孤島】クレーンに吊られてエクストリーム下船!沖縄最東端「南大東島」上陸記

日本列島は狭い狭いと言われているが実のところは広大な自国海域を持った海洋国家で、我々が暮らしている列島から遠く離れた場所にまだまだあまり知られていないマニアックな離島が数多く存在している。冒険心をくすぐられる離島の数々だが、本土からの距離が...
那覇市

那覇市「ゼファー那覇タワー」 – 超一等地の国際通りにそびえる廃墟ランドマークビル

那覇の国際通り周辺を歩いていると、以下のようなヘンチクリンなタワービルがいやがうえにも目に付く。そのビルの名は「ゼファー那覇タワー」。長らく那覇のランドマークだったそうだが、そもそもこのビル自体を訪れた事もなかったし、何が入っているのか今ひ...
那覇市

那覇市内戦後最初の繁華街「神里原」が道路拡張で解体されかけている件

那覇市壷屋の神里大通り(壺屋神里原通りとも)付近は戦後、那覇市域全域を接収していた米軍が、最初に接収を解除したエリアに造成された繁華街で、そこはバラック建ての赤線地帯、神里原(かんざとばる)社交街があった場所だった。1950年代後半、繁華街...
本島北部

名護市辺野古「イタリアンレストラン」 – 黒木メイサ御用達、座敷でステーキ、全然イタリアンじゃない街の老舗食堂

沖縄本島に多数ある基地の街の中でもとりわけその地名が全国区になってしまっている名護市の辺野古地区。普天間基地の移設先となっていてあれやこれや揉めておる訳で毎日のようにニュースで辺野古の地名が出るのだが実際に辺野古に足を運んだ人間はどれだけい...
沖縄市

【沖縄ダークサイド】真栄原に次ぐ沖縄の裏名所「コザ吉原社交街」はどうなっているのか

沖縄市照屋の「銀天街」からコザ十字路の対角線上にある美里地区。ここは戦後成立した米兵向け歓楽街であった照屋から追い出された白人向けの店舗が新しく特飲街を建設した所で、それがいつしか白人から琉球人相手の「ちょんの間」へと発展した。
沖縄市

【激安宿】沖縄本島最大級!沖縄市「比屋根七丁目」の芋臭いホテル街が笑える件

沖縄本島中部の沖縄市南部、北中城村との境に近い比屋根七丁目、国道329号の高原交差点と国道330号のライカム交差点の間を通る県道22号の急な上り坂の途中に、沖縄県最大級のホテル街が広がっている。
那覇市

【沖縄にもある遊郭】琉球王朝時代から続く沖縄県唯一の遊郭!那覇市「辻」を歩く

那覇には「辻」という場所がある。日本語の四つ角の意味の辻ではなく、琉球の言葉で「高い所」「頂」を意味するチージという言葉に基づく地名だ。チージは琉球王朝時代から戦時中まで420年近く続いてきた伝統的な遊郭だった。そこは内地の遊郭とは違い、色...
那覇市

【久米村】中国からの渡来人が住んだ街・那覇市「福州園」とその周辺を歩く

沖縄のプチ歌舞伎町だとか言われる松山の歓楽街に隣接して、かつての琉球王国時代に中国からの渡来人が移り住んだ、沖縄における最古の華僑コミュニティ「久米村」が存在する。 ゆいレール県庁前駅から北西に向けて歩くと大通り沿いに中国庭園「福州園」の異...
沖縄離島

逃亡犯が長期潜伏していた島は無人化目前の限界集落だった…「オーハ島」上陸記 

英国人女性殺害事件の逃亡犯として2年7ヶ月の逃亡生活を繰り広げていた市橋被告が最後の潜伏生活先に選んだ沖縄県久米島町の外れにある小さな島「オーハ島」。 日本全国を探し回った末に図書館にあった本から「沖縄の無人島に住む」事を手段として考えた彼...
沖縄離島

沖縄の離島「久米島」 (4) 奥武島とオーハ島

我々は沖縄本島の西100キロに浮かぶ離島・久米島からさらに島の東端に浮かぶ「オーハ島」を目指して進んでいた。英国人女性殺害事件の逃亡犯としてセンセーショナルに報道された「市橋くん」が潜伏生活を続けていた事でその名前が知られる事になった場所だ...
沖縄離島

沖縄の離島「久米島」 (3) イーフビーチ

兼城港から車で5キロ程東に移動した辺りに、旧仲里村に属する久米島第二の市街地がある。完全に地元民向けの市街地となっている西側の旧具志川村域とは異なり、こちらはイーフビーチやはての浜といったリゾート的スポットを目当てにやってくる観光地向けの街...
沖縄離島

沖縄の離島「久米島」 (2) 久米島の市街地

那覇の泊埠頭からわざわざフェリーに乗って久米島までやってきた我々取材班。普段日常的に接する事もない離島の生活や街並みを見聞するべく、久米島で最も市街化している仲泊付近を散歩する事にした。 兼城港から歩いて10分程離れたあたりが久米島の市街地...
沖縄離島

沖縄の離島「久米島」 (1) 島内一周コース

日本DEEP案内取材班、初の本格的な沖縄取材のために現地にやってきたのだが、日程の最後に無理矢理久米島行きの予定を入れてしまった。那覇の泊埠頭、通称「とまりん」から1日2便の久米商船のフェリーに揺られて、約4時間。(渡名喜島を経由しない場合...
本島北部

沖縄本島最北端・国頭村 最果ての奥集落・民宿海山木

沖縄本島最北端、国頭村の奥集落。ここが最果ての地であることを実感させてくれるのは、沖縄本島を縦断する国道58号の起点ポストがある事。 集落の外れに掛かる奥橋のたもとに国道58号の起点を示すポストが誇らしげに置かれている。ここから終点の那覇市...
本島北部

沖縄本島最北端・国頭村 最果ての奥集落・奥小学校

沖縄本島最北端の集落「奥」まで遠路はるばるやってきた訳だが、那覇市から120キロ、名護市から50キロ余りという立地で周囲には小さな集落が点在するだけで後はジャングルしかないという隔絶された環境は、広い沖縄本島でもここくらいしかない。 そんな...
本島北部

沖縄本島最北端・国頭村 最果ての奥集落・奥共同売店

沖縄本島最北端、山原の密林を縫うように走る唯一のアクセス道路となる国道58号をひたすら走り続ける。辺戸岬を超えてさらに車で10分、国道58号の起点となる土地に「沖縄本島最北端」の集落がある。 その集落の名前は「奥」。もうそのまんま過ぎて笑っ...
本島北部

絶滅危惧種ヤンバルクイナに会いに沖縄本島最北端「国頭村」に行ってきたらこうなった

我々取材班、今回の沖縄旅行では沖縄本島の最北端に位置する国頭郡国頭村まで足を運んだ。「山原」と呼ばれる手付かずの密林が未だに村の大部分を占める、沖縄本島最強の秘境地帯な訳だが、那覇からは優に100キロ以上、名護市街地からも30キロ以上も離れ...
本島北部

東村高江ヘリパッド建設反対座り込み会場

名護市から先の沖縄本島は「山原(やんばる)」と呼ばれる山間地域であり、本島随一の過疎地かつ僻地。観光産業で成り立っているこの島の中でもここまで足を運ぶのは物好きであろう。人間と絶滅危惧種のヤンバルクイナ、どっちが多いのか...というような土...