有名観光地ですがやっぱりDEEPでした「那覇のマチグヮー」端から端まで (全9ページ)

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市場中央通り

観光客が那覇を訪れると必ずやってくるのが国際通りと、その南側一帯に広がる商店街。沖縄の方言じゃ「町小(マチグヮー)」などと呼ばれるのだが、国際通りに近い側から農連市場のあたりまでやたらスケールがでかい。一見の観光客からヘビーな沖縄旅行者、それに地元民まで誰でも彼でも受け入れるチャンプルーな土地柄だ。

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まずは国際通りから一歩入った市場本通りや市場中央通りといったあたりからマチグヮーの迷宮へと足を踏み入れる事にしよう。ここいらはいかにもな観光地商店街と化しているので国際通りの延長線上といった感じである。土産物屋だらけ。

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那覇のマチグヮーの殆どが全蓋式アーケード付きで雨の日でも台風の日でもお買い物が楽しめる親切設計。言うまでもなく那覇で最も大きな商店街であり、延いては沖縄県最大規模とも言える。

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年がら年中旅行者だらけでごった返す商店街の活気は凄まじい。国際通りもそうだが現在の那覇市の中心市街地は戦後になってから旧市街地が米軍に接収された代わりに何もない郊外の原っぱだった今の場所が発展して繁華街になった地域である。

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ぎっしりこれでもかと陳列されまくる泡盛を始めとする酒のあれこれ。沖縄人の酒好きは異常。土産物屋の多くも泡盛かハブ酒を扱った店ばかり。ドンキホーテ顔負けの圧縮陳列っぷりは独特。

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ハブ酒やハブ粉も精力剤にはうってつけだが南米原産のマカが売られている店もあったり。天然のバイアグラ(笑)イボイボつきゴーヤコンドームといい沖縄人は性に奔放です!さすが出生率ナンバーワンの子宝県。なんくるないさー!

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和菓子ならぬ琉球菓子店を覗くと赤いリボンのような「松風(まちかじ)煎餅」が大事そうにガラス棚に並べられている。結婚祝いなどめでたい時に買って食べる縁起物であると店のおじいが言っていた。

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のっけからハブ酒や天然のバイアグラはキツいので店先でさとうきびを絞って出しているさとうきびジュースの店で一杯呑んでおく事にした。目の前には大量のさとうきびカスが山積みにされている。おばちゃんがガリガリ圧搾機で搾り出す本気汁の味やいかに。

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搾りたてのさとうきびジュースは濁った小便のような色をしていた。あんまり期待していなかったけど結構甘い味がした。沖縄だと春先でも昼間はクソ熱くて汗が噴き出るので、この一杯は意外に旨い。

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商店街をしばらく道なりに進むと市場本通りから市場中央通りへと名前を変える。那覇のマチグヮーは複数の商店街の集合体である。端から端までじっくり見て回るとまる一日はかかるだろう。マジで巨大過ぎる。

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市場中央通りの看板が始まるあたりから右手の建物に有名な第一牧志公設市場がある。那覇の台所として地元民に混じって観光客が群がるお買物スポットと化した場所だ。ここはまた後で来る事にする。

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ひたすら広大な那覇のマチグヮーだが、商店街の中心は市場中央通り付近を通るガーブ川という暗渠化された川に沿って形成されている。戦後の闇市を起源に商店は川の上に築かれ「水上店舗」とも呼ばれていた。

暗渠化されたガーブ川の上に建ち並ぶ市場や第一牧志公設市場などの建物は戦後の闇市のクリアランスの結果生まれたものだ。

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そんな商店街を歩いていると、奇妙な風貌の杖を付いた白髪の老人がハーモニカを吹き鳴らしながら道端に立っている。ちょっとホームレス風味な感じの謎のおじい。

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ハーモニカを右手に持ち、杖を手にした左手には小銭箱を抱えている。そして足元には買い物後だろうか柔軟剤のボトルが一本。やっぱりホームレス風の男性だ。那覇のマチグヮーで殆ど必ず見かける程の有名人らしい。

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我々が那覇滞在中に三度も姿を目にした「ハーモニカおじさん」。盲目のため杖を持っているらしいが実際には見えてるのではないかとか、実は家があるとか様々に伝説が語られている。

単なる観光地商店街と一括りには出来ない奥深さを見せる那覇のマチグヮー、そこは人種のチャンプルーなり。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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