日本最北の米軍基地がある街・三沢市 中央町飲食街を歩く (全2ページ)

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「米軍基地」と聞いてまず思い浮かぶのが基地の島・沖縄だったりするのだが、沖縄の米軍基地が日本の南端にあるのに対して、日本最北端の米軍基地は青森県三沢市にある。日本の北方防衛の前線にある重要な拠点、航空自衛隊と米空軍が共同利用する三沢基地のお膝元にある三沢市には人口4万余りのうち基地に勤める米軍関係者とその家族約1万人が住み、外国人比率は2割強という典型的な基地の街で、出身有名人にはあのサブカル界(笑)のカリスマ寺山修司がいる。八戸に寄ったついでにちょっとこの一癖二癖もありそうな三沢の街に足を運んでみる事にした。

三沢市 中央町

三沢飛行場の広大な敷地の南側一帯に三沢市街地が広がっている。とりあえず土地勘もないので三沢市役所の近くに車を停めて適当に歩き回る事にしてみた。三沢基地正面ゲートの向かいから伸びる通りが商店街になっていて、コザ(沖縄市)のゲート通りに近い雰囲気がある。やたら英語で書かれた看板も目立ってるし。

三沢市 中央町

とは言えども、コザのゲート通り程の強烈さはないのだが、それでも通り沿いには米兵相手に商売をしているっぽい店がちらほら立ち並んでいて、基地の街らしい風景が見られる。

三沢市 中央町

タトゥースタジオ、ボディーピアッシングと英語で書かれた店舗まであるというリトルアメリカンぶり。あっちの人はよくファッション感覚で身体傷つけたがるもんだな。

三沢市 中央町

昼間しか街並みを見られなかったので、夜になるとこの辺がどうなっているのか気になったが、これから向かう中央町二丁目周辺の盛り場からは少し外れていて、あんまりギラギラした感じはない。

三沢市 中央町

米兵向けに英語併記の看板を掲げた不動産屋まである。沖縄でも福生でも横須賀でも基地の門前町というのはだいたい似たような感じになってるけどな。

三沢市 中央町

1万人単位で米兵とその家族が住んでいる割には、外国人向けの店はそれほど多い訳ではない。あんまり基地から出てハメを外す機会も少ないのかしらね。微妙に寂れかかったゲート門前の通りを歩いていくと中央町の盛り場へ続く道がある。ここを入っていこう。

三沢市 中央町

するとのっけから現れる雰囲気のよさげな飲食街が。俄然テンションが上がり始めました。脳内メロディに「北酒場」(細川たかし)が流れだしてきました。髪の長い女とかどこにも居ませんけどね。

三沢市 中央町

2階建ての住居兼飲食店が2軒向き合って連なる、よくあるタイプのもの。北国らしく雪除けのためのアーケードが通路上に架けられている。

三沢市 中央町

もう片側の出口からは飲食街のレトロで年季が入った看板が残っていた。土筆名店街ですか。オツなネーミングですこと。昭和40年代のセンスが臭う看板に連なる店舗、今ではだいぶ入れ替わったような気がしなくもない。「スナック北国」ってそのまんまですやん。

三沢市 中央町

そこから少し離れた所にある「天神街」。三沢基地のゲートのすぐ近くだけど、米兵向けの飲食店はやはり全然見当たりません。

三沢市 中央町

こういう窓枠とかいちいち昭和を感じさせるよね。青森県の盛り場は全体的に昭和萌え度数高い気がするのだが、基地の街三沢であればもっと期待しちゃってもいいのではないだろうか。

三沢市 中央町

食べログ(笑)なんか使うような一見さんはちょっと入りづらそうなローカル臭満載な大衆食堂もあり。

三沢市 中央町

唐揚げを看板にしている店なのに「人生」と語っちゃったりする小料理屋まであるという本気なのか冗談なのか分からない三沢の盛り場風景。地元では有名店らしいっすよこの唐揚げ酒場は。

三沢市 中央町

中央町二丁目の一画にスナックやら飲食店がひとかたまりになっているのでそちら方面を目指して歩く。昼間でしかも雨なので人通りが少ない。寂しいね。

三沢市 中央町

ようやく英語表記を見つけたと思ったら、クラブの入場年齢制限を注意する張り紙だった。米兵向けの盛り場もこの界隈にはあるんだろうけど、あまり「米兵専用」といった感じはしなかったな。沖縄とかで米兵による暴行事件があったりすると途端に夜間外出禁止令が出たりするので、完全に米兵相手だと商売にならない事もあるそうだ。

三沢市 中央町

オールユーキャンイートなシャブシャブレストランもあるという三沢の街は思った以上に懐が広いようだ。そもそも夜に来ないと意味がない気がしてきたが、どうしてもこの日は八戸旧小中野新地の新むつ旅館に泊まるスケジュールになっていたので、しょうがないよね。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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