スケールでか過ぎ、モアイ多過ぎ、フリーダム過ぎる北海道クオリティ「真駒内滝野霊園」 (全3ページ)

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北海道は何でもスケールがでかいが霊園に至るまで「でっかいどう」である。それを象徴するのが札幌郊外にある真駒内滝野霊園という場所。札幌市南区滝野に所在し最寄りの地下鉄真駒内駅から無料の送迎バスが出ているが、我々は例によって札幌駅からレンタカーを借りて現地に赴いた。

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この真駒内滝野霊園、まず面積があり得ない程広い。約95万平米、東京ドーム20個分らしい。そんな広大な土地に約3万~4万とも言われる大量の墓が並んでいる。本州の、それもとりわけ狭苦しい東京や大阪なんぞに住んでいる人間には想像力の及ばないスケールだが、実際現地に訪れてみてもあまりの広さに途方に暮れてしまう。

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恐らく無駄に広いだけでは来るきっかけにもならなかっただろう。なのにここを訪れたのには訳がある。奇妙な銅像や石像が広大な霊園内各所にこれでもかと設置されていて見るからに異様なのだ。

霊園の玄関口からして既に普通じゃない。表の門や手前に置かれた広目天像、増長天像といった立像もかなりデカイ。巨人族でも住んでるのかここは?!

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恐る恐る滝野霊園の敷地内に足を踏み入れてみるとそこには夥しい数のモアイ像が同じ方向を向いて来訪者を見下ろしている。ここはイースター島か。意味が分からないけどとりあえず現実感がなさ過ぎて、さっきから頭の中が思考停止してしまっている。

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さらには「人頭有翼の獅子像」なるものまで。例外なく巨大な石像だが台座のプレートに説明が書かれている。古代エジプトの宮殿入口に置かれていた守護神だと。とにかくスケールが半端ないのは霊園の敷地の広さだけではなく石像の数々にも当てはまっている。

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ひとまず霊園や宗教的なものとは一見無関係そうなこれらのモアイ像の数々は何を意味しているのか、その事を問いたいけどまだ頭がボーっとしている。もうちょっとうろついてみよう。

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よく見るとモアイ像の下にはそれぞれチベット仏教のマニ車が置かれていて参拝者が自由にマニ車を回す事が出来るようになっている。無宗派の霊園である事を世界各地の有名なもので表現しようと試みているようだが、もはや何でもありのパラダイスである。ここからだと見えづらいがモアイ像の右下あたりに小さな観音像がそれぞれ一体ずつペアになっている。

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これらのモアイ像達は滝野霊園に関わる石材業者の数々が自分達の技術を見せつけるかの如く創り上げられた。直列で並ぶ33体のモアイ像は一体につき背の高いもので約10メートル。制作にどれだけ時間と費用と人員を割いたのか、そのスケールも普通ではない。

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何も意味もなく趣味だけでこのモアイ像群をこしらえた訳ではなかろう。真駒内滝野霊園のホームページによると『モアイの「モ」には未来「アイ」には生きるという意味があり、皆様の生きた証を後世へ永遠に伝承できるように建てられました。』と説明書きがあるけど…すみません理解できません。

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一番奥の端っこにいるこれはモアイというより誰かさんに似ているような気がしない事もないけど、それが誰だか思い出せない。何故か髪の毛生えてますよこの人。もしかして社長さん?

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しかもこのモアイ像には正式名称があるらしくこのような立派な石碑まで…
「三十三モアイ地蔵 佛 完成記念碑」とある。見た目は新しいと思っていたが2003年に作られたものらしい。
モアイというか、これは地蔵だったのか!さすが何でも巨大な北海道、ハンパねぇ。

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さらに霊園敷地内を見渡すと至る所にモアイベンチが設置されていて来訪者が休憩出来るようになっているのだ。しかし完全に人間よりベンチを抱えているモアイの人数の方が多くキャパシティを活かせていない。

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そんな真駒内滝野霊園、新キャラクターを製作したらしくネーミング募集結果を知らせる張り紙が随所に貼られていた。新キャラクターの名前は「モイくん」になりました!よろしくね。っていうか単純過ぎやろその名前…

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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