【追悼やなせたかし】「ごめん」とひたすら平謝りの街が高知にある訳だが、そこはアンパンマンの街でした (全2ページ)

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「それいけ!アンパンマン」の漫画家やなせたかし氏が死去したというニュースを聞いて、そういえば高知に行った時にアンパンマンキャラクターだらけの街があったという事を思い出した。高知県南国市の後免町がやなせ氏ゆかりの地という事らしい。別にそれが目当てで行った訳でもなかったのだが、何となく珍地名に釣られて行ってしまっていたのだ。

ごめん電車

高知に来れば電車が「ごめん」と平謝りしている路面電車ならぬ珍妙な「ごめん電車」が見られるであろう。この路面電車の行き先へとこれから向かうのだ。我々が別に悪い事をしたから謝りに行く訳ではない。身に覚えがないだけかも知れないが。

ごめん駅

「ごめん駅」がある南国市(なんこくし)は高知市の東隣に位置している。県下第二の人口を誇る街らしいが、それでも人口5万人を切っていて、まあ田舎町だ。高知駅から土讃線で15分程度、中心市街地のある「はりまや橋」から出ている土佐電鉄の路面電車で35分くらいで少し離れた後免町駅に着く。

ごめん駅

駅名表示板も平仮名の「ごめん駅」を大きく、漢字の後免駅を括弧書きで小さく書いている。そんなに謝罪アピールしてどんな悪い事をしてきたんだよこの駅は。後免駅にはJR四国の駅と土佐くろしお鉄道(ごめん・なはり線)という三セク路線が乗り入れている。後者の三セク線は隣の後免町駅にも通じている。

ごめん駅

そして唐突に置かれた白ポスト。親に内緒で悪い本を買ってしまいました、母ちゃんごめん!の「ごめん」だろうか。

ごめん駅

ひとまず後免駅のホームにも見るものがありそうだったので、入場券を買って駅構内にも入ってみた。「ごめんください」とお邪魔してみたのはいいがホームには誰も居ない。寂しい…

ごめん駅

ホームの端っこにやなせたかしキャラのモニュメントと石碑が堂々と置かれておりました。後免町にやなせキャラが置かれているというのは、やなせ氏が幼少時に後免町で開業医をしていた伯父に引き取られて暮らしていたというのが理由らしい。ちなみに本人の生まれは同じ高知県の香美郡在所村(現・香美市)。

ごめん駅

足元にはアンパンマンつきの石製ベンチと石碑があって、石碑にはやなせたかし直筆の「ごめん駅でごめん」ポエムが刻まれていた。さあ声を出して読んでみよう。どこかしら贖罪の念に駆られそうになりましたか?

ごめん駅

ホームの駅名表示板にも注目。ここにもやなせたかしデザインのキャラクター「ごめんえきお君」のイラストが。それにしても、やなせたかしキャラはネーミングが単刀直入過ぎて笑える。「人KENまもる君」とか「浦和うなこちゃん」とかさ。

ごめん駅

駅前に「優しい心になれる町・ごめんほのぼのMAP」とやらがあった。今回はここ「後免駅」から隣の「後免町駅」までの間を歩いて回ろうと思う。両駅にはやなせたかしデザインのローカルキャラが出迎えてくれるぞ。

ごめん駅

後免駅前。目の前は駅舎はそれなりに綺麗だけど駅前風景はかなり古びていてあまりの寂れっぷりに掛ける言葉もなくって、本当にごめんね。

ごめん駅

後免駅を出て街中を歩きだすと、至る所にある看板も同様に平謝りである。ごめんのごめんしょうが飴。後免町の名物飴でしょうか。買うのを忘れてしまいました。ごめんごめん、めんごめんご。

ごめん駅

おまけに携帯ショップまで地味に「ごめん」と平謝りする始末。どうでもいいけど土下座騒動の渦中にあった「しまむら」も南国市にあります。モンスタークレーマーが現れる前から既に平謝りでごめんごめん。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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