茨城の田園地帯にある謎の宇宙基地!孤高の家電修理業者「ケネディー電気」が凄過ぎる (全3ページ)

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成田空港にも程近い、茨城県稲敷郡河内町。利根川沿いに広がる田園地帯のど真ん中に、まるで宇宙基地を思わせるかのような奇妙な空間がある。それは茨城県屈指の珍スポットとして有名な「ケネディー電気」という店。当取材班もその存在を昔から知ってはいたが、ある意味行くのに覚悟の要る場所でもあってなかなか足が向かなかった訳ですが、やっぱり募る好奇心に勝てずに行く事になりました。

稲敷郡 ケネディー電気

東京から東関東自動車道をぶっ飛ばして成田まで向かい、そこから利根川を渡って茨城県に入ってすぐ。プレハブ小屋にロケット状の造形物が多数そびえ立っている異様な姿が田園地帯に突如現れるので、近くを通りがかって気が付かない訳がない。この珍妙な家屋に、ファンキーで情熱的で素敵過ぎる夫婦がお住まいになられている。

稲敷郡 ケネディー電気

さて、この「ケネディー電気」、今は修理の時代だ、と豪語していて何屋さんかすぐに分かるはず。家電修理専門の業者としてこの土地で長年営業している店舗なのだが、他の珍スポット系施設と比べてかなり注意点が色々あることを事前に知っておいて欲しい。少なくとも「勝手に遊びに来て面白半分に写真を撮るだけ撮って帰る」という行為で済ませるならば来ない方が良い。

稲敷郡 ケネディー電気

敷地周辺は既に防犯カメラで徹底的に見張られており、部外者が接近すればすぐご主人の知られる所となる。外から勝手に写真を撮るとけんもほろろに怒られ追い出されてしまうのだ。もし自分の家だとしたら、玄関周りをどれだけヘンテコリンなオブジェで飾っていたと言っても他人に勝手に撮影されて気分のいいものではないだろう。ここではそういう極普通の常識感覚を求められてしまうのだ。難易度高そうですかね。

稲敷郡 ケネディー電気

もし無断撮影を咎められたら、ひたすら平謝りをするしかないだろう。ここケネディー電気において、主人と奥さんの機嫌を損ねる行為は最もしてはならない事だ。そして何人たりとも敷地内の写真撮影を行う際、撮影料として1人千円を支払って下さい。我々はそのへんの事は承知済みだったので、別に何ともなかったですけどね。で、敷地内にお邪魔すると、この謎のマシーンがセンサーで動き出して「ウルトラセブンの歌」が大音響で掛かる仕組みになっている。セブーンセブーン。

稲敷郡 ケネディー電気

ケネディー電気はあくまで家電修理店なので、敷地内を見るとそれらしく冷蔵庫やテレビなどの家電が所狭しと置かれているのだが、屋根も付いていない所に家電を置きっぱなしにしているという事は、やっぱり雨ざらしなんでしょうかね。しかしご主人の孤高の家電修理人生においてはそんな事関係ないようです。

稲敷郡 ケネディー電気

プレハブの方もよく見るとマネキンの首とか足とかあっちこっちの窓から見えるように置いてあるのだが、これもまた「防犯対策を兼ねている」との事だった。それにしても「いいもの大切に。」の文字は閉店したどこかのマ○ヤデンキから持ってきたんでしょうか。潰れた店の看板まで大切に使ってます。さすがです。

稲敷郡 ケネディー電気

こうしてマネキンを置くだけでも「人が覗いている」と錯覚するだけで防犯効果があるとケネディー電気のご主人は仰っていた。

稲敷郡 ケネディー電気

ケネディー電気と言えば、敷地に多数置かれたロケット型のオブジェ達。これも全て宇宙と飛行機が大好きなご主人の趣味で、ドラム缶などで自作したものだという。ロケットに限らずご主人の自作魂はこの後散々目にする所となる。まあ本当に凄いんだから。

稲敷郡 ケネディー電気

中でも一番目を引くのがドラム缶を縦に10個くらい繋ぎあわせたこの大型ロケット。今にも宇宙に飛び出して行きそうな勢いだ。これも自分達でクレーンを操作して立てたものなんだってさ。我々が興味津々にこうしたオブジェに目を配っていると、ご主人が色々と説明というか自慢というかあれこれ語りだしてくれた。

稲敷郡 ケネディー電気

ここケネディー電気はこの珍妙な佇まいもあってかなり昔からテレビ撮影や映画、音楽PVのロケ地として使われてきた。そういう話題に入るとご主人のトークはマシンガン状態になるのでもう黙って聞き続けるしかない。スネオヘアーの「逆様ブリッジ」のPV撮影でやってきた国分佐智子があまりに美人過ぎて素晴らしかったと熱っぽく語っておられた。後でお邪魔したリビングに国分佐智子とご主人が記念撮影した写真も飾ってあったが、ちゃっかり胸の辺りに手が回っている。本当にドスケベ親父だな…

稲敷郡 ケネディー電気

他にもV系バンド「Plastic Tree」の写真集にも使われたり、三木聡監督の映画「インスタント沼」のロケにも使われたり、とにかくまあ色々あったようだが、撮影の際はご主人が事細かに指示をしてやったとちゃっかりプロデューサー気取り。そりゃこの独特な空間の前ではご主人に逆らえる人間はおらんだろう…少しでも主人の機嫌を損ねてしまうとアウト。芸人のやるせなすが来た時にその片割れの態度にご主人が怒って撮影が中断された事もあったらしい。「ここは俺の店だから、俺の思う通りにやらせてくれなかったら、仕事は断る」という姿勢だそうだ。

稲敷郡 ケネディー電気

あの「探偵!ナイトスクープ」もいまプリン問題や番組引退で注目される桂小枝探偵を引き連れて「茨城のパラダイス」として紹介したらしいが、小枝探偵はご主人にかなり嫌われてました(笑)ともかくご主人のペースを乱す人物は漏れ無く逆鱗に触れてしまう事になりかねない。なお、ご主人のキャラクター同様、ケネディー電気に置かれたオブジェや写真など、かなり下ネタ濃度高すぎるので当サイトではその全てをとても紹介しきれない。ご理解願います。

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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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