日本一暑い街に偽りなし!「群馬県館林市」が本当に暑いのか確かめに行ってきた

【キュレーションメディア等、他サイトへの記事中の文章・画像無断転載厳禁】

今年の夏も異常気象かよと思うような勢いで、特に関東各県にお住まいの方々は連日の酷暑にうんざりな感じかと思われますが、我々はそんな中、連日「全国最高気温1位」を記録しているという群馬県館林市を訪れていた。本当に館林が全国一暑いのか、自らの肌身で実感するためだ。

館林市 館林

館林市は「鶴舞う形の群馬県」と上毛かるたでも詠まれる県土の南東部、鶴の頭に相当する位置にあり、県庁所在地である前橋市や県の中心都市である高崎市からは50キロ近く離れている。館林へは東武伊勢崎線で東京浅草から特急りょうもう号を使えば片道1時間で来れてしまう。駅の改札を出ると昭和12(1927)年築のこじんまりながらもレトロ感漂う木造駅舎がそびえている。昼過ぎにやってきて、最も気温が高くなる午後2時から3時くらいまで現地にいた。

館林市 館林

館林は東京からは約70キロしか離れておらず、しかも鉄道で直結している東京方面との結びつきが深く、最寄りの高速道路のインターチェンジも東北道だし、あまり群馬という感じがしない場所だ。ちなみに館林駅から分岐する東武小泉線に乗れば群馬のブラジル大泉町にも行ける。

館林市 館林

そんな館林市で有名なのが昔話の「分福茶釜」という事で駅前には狸の置物がずらーり。糞暑い中駅前に突っ立っている狸はさておき右端の巨人軍どうやらこうたらという石碑は何なんだ。なお分福茶釜の現物があるという茂林寺というお寺は電車で一つ手前の茂林寺前駅で降りましょう。

スポンサーリンク

41度を記録した温度計は館林駅前にある

館林市 館林

駅前ロータリーの中に申し訳程度に広場があり、暇を持て余したタクシー運転手なんかが休憩している、よしずの屋根がついた「クールゾーン」とやらがあり…

館林市 館林

もう一つ「日本一暑い街」で有名な埼玉県熊谷市の熊谷駅前にも似たようなこういう装置があった覚えがあるんですが、館林にもあったんすね…んで、このミスト発生ボタンを押すと…

館林市 館林

霧状の水が頭上から散布されて心なしか涼しくなれますよといった感じ。でも、外気温が40度近くにもなれば、こんな気休めな装置ごときでは焼け石に水に等しい感覚。むちゃくちゃ暑い…

館林市 館林

駅前の館林観光案内所が入居するビルにも仰々しく「熱中症に注意!!」と垂れ幕でアピール。地元の消防車も巡回しながらスピーカーで「熱中症対策に水分の補給をこまめにしましょう」等と市民に呼びかけている。

館林市 館林

連日の容赦無い猛暑の中、この駅を訪れるとどうなっているのか…東京からお越しのマスコミ各社のカメラが駅前ロータリーに待機しまくっていた。案の定、館林の地名が何度もニュース番組に登場、街のアピールができてよかったですね。

館林市 館林

駅前にはこんな感じで狸のキャラクターが載った間抜けな温度計が設置されていて「35度以上は危険」などと書いている訳ですが余裕で39度を記録しちゃってます。

館林市 館林

ここの温度計がまさかサバを読んでいないだろうかと、疑り深く念の為に手元にも温度計を持ってきていたが、確かに気温は四捨五入すると同じになった。38.6~38.7度あたりで安定。

館林市 館林

この直後、駅前の温度計はすぐに40度を示していた。この温度になると、アスファルトからの熱が靴底を通って火傷しそうな程だし、携帯カメラは「高温で起動できません」となり、日向に車を停めていると車内温度は50度、ダッシュボード付近は80度近くになり余裕で人も死ぬ。

館林市 館林

ちなみに、ここ館林市の気温を計測している「アメダス」の設置場所が悪いという一部の指摘があり、その現物もついでに見に来た。館林市美園町にある消防署敷地の裏手にある駐車場に確かにアメダスがあるんですが、周りはコンクリート建造物やアスファルトに囲まれていて、これでは実際よりも高い気温を記録してしまうのでは…という話ですね。

館林市 館林

このアメダスの設置場所云々を理由に館林の気温が実際より高く計測されているのではないかの疑念があり「ズル林」だとか悪口を言われている。でも、駅前で当方の温度計で実測した気温とも差が無かったし「この暑さに偽りなし」というのがこちらの結論。文句を言う前に現地でその暑さを体感して欲しい。マジで暑くて死ねるから。

館林市 館林

身体の水分が蒸発するかのように抜けていく感覚がして生命の危険を感じそうなので、水分補給ついでに腹ごしらえをしようと駅前にある老舗「花山うどん」の店内に転がり込む。群馬は隠れたうどん県。小麦の生産地であり日清製粉グループ発祥の地である館林にはうどん屋が非常に多いんですね。いっときの涼を求めて客が殺到しており店の前に車の列ができている。

館林市 館林

昼時でほぼ満席の店内にて「分福茶釜の冷やし釜玉うどん」を啜る。陶器製の狸の器で盛られてくるあたりが郷土色満載である。甘くて濃ゆいめのつけだれを掛けながら頂く。ひとまず脱水症状は回避されたようだ。

城下町でもあり、近代化が進んだ明治から昭和の時代には織物産業の街としても栄えた館林市。色々見所もあるので糞暑い中散歩もしてきましたが、レポートはまた別の機会に。


The following two tabs change content below.
新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
タグクラウドから記事を探す
スポンサーリンク
DEEP案内編集部のnote

知ってました?DEEP案内編集部のnote

ネット上で大っぴらにするのはちょっと憚られる内容の記事は「DEEP案内編集部のnote」で書く事もたまにございます。全て100円からの有料記事となっておりますので興味のある方のみご利用下さい。

スポンサーリンク
トップへ戻る