名鉄東岡崎駅「岡ビル百貨店」がレトロ過ぎる件 (全2ページ)

【キュレーションメディア等、他サイトへの記事中の文章・画像無断転載厳禁】

愛知県岡崎市と言えば徳川家康生誕の地で三河地方を代表する街な訳だが名古屋からもまあまあ近い場所にあって東海地方の主要な衛星都市の一つでもある。JR、名鉄ともに名古屋駅から片道30分で来れる場所だが街の中心への最寄り駅はJR岡崎駅ではなく名鉄東岡崎駅。

「ようこそ岡崎へ」の看板が示す通りここは西三河の中心都市岡崎の玄関口。この東岡崎駅の周辺には岡崎市役所や中心市街地、岡崎城といった主要なスポットが密集している訳だが…

まず最初に目についたのがこの凄まじく年季の入ったオンボロ駅ビルの存在。3階建てのステーションビルは酷く時代遅れで昭和丸出しなテンション。その名も「岡ビル百貨店」である。

昭和33(1958)年築と東京タワーと同い年である長寿駅ビルな訳ですが外観から凄まじい。特に3階の「お食事処」が気になるったらありゃしない。

このレトロ過ぎる岡ビル百貨店のロゴといい細部に至るまで見逃せない。ちなみに同じ岡ビル百貨店という名称の市場は岡山市にも存在している。こっちもやたらボロ過ぎて素敵。

駅ビルの真ん前にはバスターミナルも併設されており岡崎市内各所への路線バスが頻繁に発着している。愛知はクルマ社会なので自家用車や免許のない人に路線バスは貴重な足ですわね。

岡ビル百貨店の前にはさすが家康の地元だけあって徳川家康公の手形を刻んだ石碑がこれ見よがしに置かれている。

そんな手形の石碑の前から駅ビルへの入口がある。早速入ってみよう。

確かに駅ビルの中も古臭さ満点なのだが築55年という年月の重みはそれほど感じさせない。適宜改装してきたのだろうか。岡崎市の物産品が展示されたショーケースがあり、八丁味噌だの何だのが色々陳列してある。

1階部分は名鉄東岡崎駅の改札や券売機など駅らしい設備が整えられており特段突っ込みどころもない。利用者はやはり車の免許が持てない高校生とかが多いです。

「名店街」と称される商業スペースは階段を上がった先の2階と3階になるようだ。それにしてもこの昭和丸出しなエントランス…素晴らしい。

現在も2階は飲食店や本屋、メガネ屋やブティックだの様々な店が入っており駅ビルとして充分機能している模様。

そして目の前の階段を上がるとこの佇まい…どっからどう見ても昭和の駅ビルです。主要な中年世代にとって子供の時に親に連れられて来た百貨店の記憶というのは大抵こんな感じではなかっただろうか。

さらに3階へ上がろうとするとどこかで見た事のあるようなアヒルがお出迎え。これも著作権の概念が曖昧だった昭和の名残りか。

駅ビル外観から見えた終末的佇まいの「お食事処」はこの階段を上がった先にある。店の張り紙もベタベタ張られているのでこの上で間違いない。登ってみましょうね。

しかしいちいち現れるこうした案内看板の数々がレトロ過ぎてつい足を止めてしまいがちになる。

岡崎だけあって家康公史跡めぐりの記念にお土産もどうぞと書かれた看板まであるが、観光客が来そうな雰囲気など微塵も感じさせない駅ビルの鄙びた風情がたまらない。

>2ページ目を読む


The following two tabs change content below.
新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
タグクラウドから記事を探す
スポンサーリンク
DEEP案内編集部のnote

知ってました?DEEP案内編集部のnote

ネット上で大っぴらにするのはちょっと憚られる内容の記事は「DEEP案内編集部のnote」で書く事もたまにございます。全て100円からの有料記事となっておりますので興味のある方のみご利用下さい。

スポンサーリンク
トップへ戻る