奇天烈宗教聖地の超新星!「幸福の科学那須精舎」がアツい

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新興宗教百花繚乱、オカルト八百万の神状態の平成日本でいま飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長しまくっている団体「幸福の科学」。

急速に全国各地に支部施設を建設し、あまつさえ政党を立ち上げ選挙戦に臨み、さらには宗教教育にも力を入れて私立学校まで建ててしまうというパワフル過ぎる団体、その総本山がこの栃木県にあるというので、是非とも施設を見学してみたいと考えていた。

JR宇都宮駅の構内にもドドーンと広告を構える幸福の科学。なぜか栃木県の施設は「総本山」の位置付けで宇都宮をはじめ日光や那須にも立派な精舎(施設)を構えている。

我々が向かったのは那須町にある那須精舎である。ここは教団施設に加え全寮制の学校「幸福の科学学園」も併設された一大拠点だ。

JR黒磯駅から南東方向にある那須町梁瀬地区の山中に鎮座する幸福の科学那須精舎。2004年に完成したばかりの真新しい施設だ。「総本山」と位置づけられる施設の中では最も広大でド派手で凄いと聞いたので、わざわざやってまいりました。

別に信者でなくとも誰でも自由に参拝可能という事なので遠慮せずに入ってみた。かなり街から離れた場所にあるゆえ、おそらく信者以外は誰もいないと思われる。カーナビで入力しても付近の道路が出てこないなどして、施設を探すのに若干手こずった。

まず駐車場を降りた正面にある本堂には大川総裁の有り難い教えの数々が書かれた書籍や展示物などがあるので一通り見学しておく事にしよう。

施設内は中央に大きな涅槃池があり、その周囲に涅槃堂、大ストゥーパ、在家菩薩堂、全世界伝道祈念堂といった建物を配している。他にも来世幸福園という信者用の霊園まで完備している。まさしく那須の山に築かれた宗教王国だ。

そして涅槃池の中央に佇むのが、この黄金色に輝く大ストゥーパ。那須精舎で一番の見所といっても良い。正直幸福の科学がここまで凄い宗教建築を建てていたとは思っていなかった。ヤバイぞこれは。

栃木県那須郡 那須町

何が凄いかって全身マッキンキンだもん。見る者を圧倒する力を持つに充分の貫禄がある。もう入信しちゃってもイイ!などと考えそうにならないこともない。

建設費用とか設計士とかどう賄ったんだろう。いずれにしろ大川総裁一代でこの王国を築き上げたのは紛れのない事実だ。

栃木県那須郡 那須町

夕日に照らされてさらに黄金色に輝きを増す大ストゥーパの美しさたるや筆舌に尽くし難いものがある。どっぷり洗脳されても納得できるでしょこれ。

その正面にはなぜか絵馬掛け場が用意されていて、信者な方々が思いの丈を書き込んで飾っている。ユートピア建設の一翼を担うなどと書かれていたりスケールがデカ過ぎなのだが、絵馬の主には学生も多いようだ。

いたいけな学生達による合格祈願の絵馬。よくある風景だがみんな志望校が「幸福の科学学園」だ。むしろそれ以外は書きようがないように思えるが、幼さの残る筆跡に哀愁を感じる。何よりも「主エル・カンターレよ」だからな。

絵馬に書かれている祈願もおしなべて同じ内容ばかりなのでオチの出しようもないんですが、若さゆえの純真というものは時として怖さを秘めているのである。

さらにこれらの絵馬にプリントされた絵柄には
「全世界伝道の誓い 地の果てまでも伝道せよ。」
の一文が刻まれていた。

スゲー!!!!ぐうの音も出ません。この勢いで幸福の科学は世界に進出していくのだろうか。

子供を立派な信徒に育てる為にこの地に築かれた幸福の科学学園中学校・高等学校は那須精舎に隣接しており男女共学全寮制。2010年4月開校、196名の一期生を受け入れて、既にエリート宗教教育が始められているとの事。

次は黄金の大ストゥーパが輝く涅槃池の周囲を一周してみた。人っ子一人おらずひどく浮世離れした土地に現実感も吹き飛んでしまう事請け合い。我々日本DEEP案内取材班、これまで全国様々な宗教施設を訪れたがクオリティの高さは幸福の科学が頭ひとつ抜きん出ている。

そして大ストゥーパと並んで建物の美しさが映えるのがこの「全世界伝道祈念堂」。こちらはオール金色ではなく白と金色を交えている。ためしに中に入ったが、内部はマッキンキンの礼拝堂になっていた。中は撮影禁止なので外観だけ。

栃木県那須郡 那須町

こちらも宗教建築としてのセンスが素晴らしい。幸福の科学の教義がどういったものかはさておき、これだけの建築物を造る事の出来る人々って凄くブッ飛んでる。褒め言葉ですよ。

参拝可能な時間帯は思いの外長かった。6時半から22時45分まで。一通り施設を歩き回ったものの、我々の他に参拝者の姿は殆どなく、たまに巡回する信者のお兄さんがこんにちは~と挨拶してきたり、あとは施設の外れにある広場で幸福の科学学園の学生と思しき集団がバーベキューをしているのが確認出来たくらいだ。

池の向こう側に見える白亜の神殿はどこぞのギリシャ神殿などではない。幸福の科学学園那須本校の大川隆法記念講堂である。

さらに建物に近寄って見上げる。建物自体は新しいはずなのに端から貫禄が出まくりんぐ。凄いねエルカンターレパワー。

栃木県那須郡 那須町

神殿の外壁に刻まれた「OKAWA RYUHO AUDITORIUM」の文字。これを宗教王国と言わずして何と言うのだろうか。

涅槃池の各所にはなぜか「鯉の餌」が入った木箱が備え付けられている。別にお金を取られる訳でもなく、自由に池の鯉に餌を与える事が出来るようだ。試しに餌の入った袋を一つ取って、餌撒きをしてみることにした。

餌を撒いた瞬間がこれ。半端ない数の鯉の大群が我々の前に姿を表した。大ストゥーパの黄金色に負けない鮮やかな赤が池を埋め尽くす。池の鯉もさぞかし主エルカンターレに感謝しているに違いない。

栃木県那須郡 那須町

そんな訳で結構楽しめてしまった幸福の科学那須精舎。我々部外者の訪れを祝福するかのように夕日の輝きが聖地を金色に染めていく。これ本当に日本なのかよ(笑)ミャンマーかどっかの寺院だと嘘をついてもバレなさそうな光景だ。

誰でも参拝可能なので、ぜひ那須を訪れた際は寄って頂きたい。


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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