函館ミステリー物件「ガムテープの家」

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日本全国津々浦々、ちょっと頭のネジがすっ飛んだような電波物件を見つけてはハァハァと悦に浸る我々取材班ですが北海道函館市にもそんな楽しそうなお宅を発見したので報告したい。それは地元で「ガムテープの家」と呼ばれている家である。

函館市でもとりわけ観光客が多く訪れる五稜郭タワーのすぐ近く、函館市杉並町の住宅地にその物件はある。一見すると普通の平屋建ての一軒家だが、よく見ると窓とか至る所にガムテープが貼られている。

しかし特筆すべきは窓に貼り付けられたガムテープの量と、その貼り方。ガムテープが詰まってお団子状態になっている箇所まであったり、よく見りゃ窓ガラスも割れていて、ガムテープの芯までくっついてる。

ひたすら窓を覆い尽くすかのごとく重ね張りされたガムテープ。やはり窓ガラスが割れている。何かの強迫観念に駆られてガムテープだけにガムシャラに貼りまくったんですかね。割れたガラス窓の内側にはゴミのようなものが詰まっている。実はゴミ屋敷でもあるのだろうか。

窓が割れた部分はダンボールで補修しようと試みた跡が見られる。狂気の沙汰としか思えない光景。窓ガラス割れたらガラス屋さん呼んで直してもらおうよ。

そんなガムテープの家を遠目に眺めるとこの有様。もはやこれは芸術作品の領域に達している。

しかしガムテープがやたら貼られている他は特に怪文書やら変なオブジェといったものを見る事もない。ガムテープという道具一つだけで直球勝負してます。

ガムテープだけで家の窓を埋め尽くそうとしたなら、市販のガムテープが一体何メートル分必要なのだろうか。想像するも、ちょっとそういう状況を考えた事がないので一向に頭の中でまとまりません。

挙句の果てには電力メーターまでガムテープを巻き始める始末。これは電力会社の人も困ってしまいますよ。

それ以前にこの家屋に生きた人間は住んでいるのか否か、その事が気がかりでもある。念の為この家屋のすぐ近くには函館五稜郭病院という立派な総合病院もあるので万一の場合も安心できそうな生活環境なんですがね。

そして家の玄関口はどうなっているかというと…やはり正面はガムテープで塞がれていた。どっから家に入るねん、と思ったら死角になってる横っ面の所に玄関らしきドアがあった。

玄関脇の植え込みにはゴミを入れているのか知らんがいくつも口が結ばれたスーパーのレジ袋が括りつけられている。やっぱり人が住んでるんでしょうかね。色々と謎めいた物件だ。

ガムテープの家の隣人は解脱会という宗教法人の施設になっているが直接の関係はないようだ。宗教の力でもこのガムテープの家はどうする事もできんのだろうか。函館周辺では心霊スポット扱いされていてその筋ではかなり有名らしく「ガムテープの家」で検索すると無駄におどろおどろしく書かれたホラー系ブログがちょくちょく引っかかる。んまあ、普通に病気のご老人が住んでるだけだと思うけどね。

<追記>「ガムテープの家」は2013年中に不審火で全焼してしまったそうで、現存しません。


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新日本DEEP案内およびDEEP案内シリーズ管理人兼編集長。2007年「大阪DEEP案内」開設、2008年「東京DEEP案内」開設、2009年「日本DEEP案内」開設、2010年「世界DEEP案内」開設、2013年「新日本DEEP案内」開設。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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